夏休みの事です。
10年前の事です。
お墓まいり向かう車内、流れ出すラブソング
口ずさむ僕は少年
いつの間にか大人だった
夏のせいさ もう全部全部 夏のせい
君が好きでしょうがなくなるのなんて
生きていたらね
いつかいつか幸せになれるはずと
僕は思うよ
5年前の事。
散らかした部屋 2人ぼーっと転がって
「大人になったらいつか、絶対いつか結婚しようね」って君は言った
夏のせいにしてまた余計なことを思い出して 炭酸の抜けたサイダー
あの夏には戻れないと知りながら熟していく
夏の…
君のせいさ もう全部全部 夏のメロウ
夏が好きでしょうがなくなるの なんで?
生きていたらね
いつかいつか幸せになれるはずだ
だから生きよう
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歌詞設定作品1
ブクマつながり
もっと見る私とあなたは似たようでシーソーゲーム
アキレスと亀のような関係性だった
汚れたナイフを隠した白い冷蔵庫
午前の四時半 ハイウェイ歩いていたんだ
後部座席 積んでいる
深い深い罪悪たちを
やっとの思いで降ろして
海に投げ捨てた
これで明日から笑えるね
床に寝転んでキスをして...ミットシュルディガーは恋人
メル
幻だったプールサイド 白い恋をした夏のこと
すり抜けた春に手を振って 花が咲いた
「さようなら」なんて言えなくて
ぬるい夏をまた迎えている
白昼、ただぶら下がって
鉄のような 青が刺さる
四月の霧は青すぎて
スカートが揺れて 霞んでる
横目で見てた君の顔
思い出しそうだ...ハチスは夏に背を向けて
メル
あーあ なんか楽しいことなにもないや
退屈で死んじゃいそう
そしたら明日デートにでも行こうか
春が来るからさ
そこのバス停で待ち合わせて
翡翠のまちへ行こう
眠りについて気付いたら
きらきら宙に浮かんでいた
天国へ落ちていく 垂直落下
スカートひらりと真っ逆さま...翡翠のまち
メル
つまらないドラマを見ていた
なんだかさみしい
魔法がとけたあとみたいに
二人で布団にもぐって
私って僕らってこれでいいのかな
でもきっと幸せはこんなもんだよな
明日 世界がもし終わるなら
会いたくて会いたくて君を探すだろう
きっと命が尽きる頃には
そんなこと忘れて強く抱きしめて...ワールズエンド・イヴ
メル
ゆれる電車
寒い寒い
だって君がもういないんだもの
隣にはあり余った座席
ただそれだけだった
「誰も温めてくれない」
一人きりの寂しんぼ
冷たくなる体温と心
君はもう、どこか遠くへ行ったの
電車のドアが開く...寒いから、君がほしい
雨のち雨
真っ暗な音に書いた溜息
消えはしない 真紅の絵はがき
街頭色に阻む幽霊
消えはしない 溺れ尽きる夜に
手紙を書いたら また君に会えるかな
時間を 巻き戻せるかな もういいかな
もういいよ もういいよ
焼けそうな路で叫ぶ雑音
聞こえはしない 聞こえはしないの
幻想色に滲む signal...幸せな春へ
霧音
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