蛬
うた GUMI
さくしさっきょく 煮干P
真夏の下 荷物の中
コロンと飴玉 ひとつ
太陽の元 揺らめく陽炎
ちょいとここらで 一休み
間の道 旅路の跡
川原と叢 ひとつ
汗ばむ体で ぱちゃぱちゃ水浴び
弾けた心に 染み渡る
進めど進めど 珍道中
後先のことは 考えず
暑さも寒さも つゆ知らず
気の赴くまま あちこちと
ああ あたしは蛬
大海原と 車前草
沢山鞄に 夢 詰めて
光の中へ 駆けてゆく
ああ あなたも蛬
商売敵に 蚯蚓腫れ
嵩張る思いを 背負い込んで
闇夜の淀みを 避けてゆく
木陰の下 小道の中
気楽な駆け出し ひとつ
その日暮らし 自由気ままに
毎日遊んで 当ても無し
日銭も無く 休みの中
孤独の徘徊 ひとつ
ちゃらんぽらんな 生活気ままに
ちゃんちゃらおかしな 生き様さ
放浪 流離い 目的地
宛先もなしに 楽観視
行き先 到達 いざ知らず
止まって道草 ふらふらと
ああ あたしは蛬
歌えや踊れの 酔っ払い
電信柱に よじ登り
意識は混濁 落ちてゆく
ああ あなたも蛬
厳しく苦痛な 世の中を
楽しくおかしく 歌にして
皮肉を交えて 融けてゆく
進めど進めど 珍道中
後先のことは 考えず
暑さも寒さも つゆ知らず
気の赴くまま あちこちと
ああ あたしは蛬
大海原と 車前草
沢山鞄に 夢 詰めて
光の中へ 駆けてゆく
ああ あなたも蛬
商売敵に 蚯蚓腫れ
嵩張る思いを 背負い込んで
闇夜の淀みを 避けてゆく
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