あと数百年眠ればほら 君に会える
一人泣いてシロツメクサの花冠 作った

大好きだと伝えた私に この現実は
辛すぎて 君に話す時間も遅れ果て
機械音が鳴り響いて 私を憐れんだパパが
私を氷づけにした

また蘇って君に会えると信じ
パパは手を握ってくれました
不治の病だとは私も知ってたけど
だけど君に云う言葉は見つけられない。


永遠(とわ)に眠り続ける運命(さだめ)ならメイビー
僅かな可能性を噛み締めてる
君に掛けることの出来た 赤い赤い頬を
冷たい手に君の温もりを宿したまま


静かな閧 白昼夢 穏やかな風
二人で君が私の手を握って
嬉しそうに抱きしめて笑っていた。
不意に違う夢に変わる 君はいなくなってた

私はシロツメクサの花を集めて
花冠を作った 目が褪めて見た風景
こんなのやるんじゃないよ 早く
君がいた所に連れてって

蘇った私に迫るのは 君の見ない
明日メイビー
あの日の約束も この澄み渡った空に消える
君の物になれないなら私は。私は。
後ろの氷を弾き飛ばす 君がいない

何を迷ってたんだ これが君との最後だったのに
最後まで君は笑っていたらしかったのに
辺鄙な街に置いてかれた私 メイビー



永遠(とわ)に生き続ける運命(さだめ)
ならメイビー
君の物になれないなら私は。メイビー
私は死んだ方が良かったのかな
この青い空みたいに 泡沫のように

消えていった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

最弱少女クライオニクス【応募作●】

クライオニクス...人体冷凍保存
人を冷凍保存×恋愛が書きたかったので書きました。

父の願いで冷凍保存された少女が
君がいないことに絶望し、自ら身を投げてしまうという話
バッドエンド全開です。すみません

何故少女は君がいないと
分かっていなかったのか。
いや、心のどこかでは分かっていたのです。
君が同じ状態でしたから。

というギミックを仕掛けてみました。
応募作です。字数は後からでも変更致します。未熟な者ですが、よろしくお願い致します。

http://piapro.jp/t/_eS4

閲覧数:189

投稿日:2017/01/14 17:29:23

文字数:601文字

カテゴリ:歌詞

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