透り過ぎていく 時に落とされた 迷子の群れに
 踏み潰されていく 小さなその影 見逃す度

 栞を挟んだ 夜の最果てで
 音も無く震えていた 誰も触れないで Ah――――

 限界まで伸ばす 指先足りずに 空を切るなら
 泣きながら 舞い上がれ
 でたらめな軌跡なら 一人になれる
 翅が震えたの 誰が呼んでるの?
 君の叫びが聞こえた

『おいで Farfalla』


 夢の執着地 色を失った 悲しい空
 翅をもぐ様な 冷たい涙が 降り出したら Ah――――


 描く 極彩色が 滲む それはまるで Ah――――――――


 真昼の月影 注ぐ水の中
 力無く震えていた おいていかないでよ Ah――――

 抱きしめてた 腕の温度は いつかに信じた記憶
 思い出し 舞い上がれ
 暖かな陽だまりも眩しくて

 愛していた 君の記憶が 心を酷く叩いた
 声上げて 舞い上がれ
 隣り合う音でさえ 寄り添うように
 翅が濡れてたの 誰が泣いてるの?
 君の嘆きが聞こえた

『おいで Farfalla』

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Farfalla

おはなPの歌詞募集曲に歌詞をつけてみました。
http://piapro.jp/t/XwQg

イタリア語で「蝶々」。
蝶々と世界と君とのお話。
二箇所ほどありますそれは変換間違いではありません。

閲覧数:177

投稿日:2012/02/15 00:35:15

文字数:455文字

カテゴリ:歌詞

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