閃々貫く(せんせんつらぬく)
準備は万端(ばんたん)
さあ目を凝らして(こらして)
戦線布告の
冷たい合図が耳を劈いた(つんざいた)

ずきり
乾いた熱を放つ窓
最先端技術の賜物(たまもの)
音の無いゆめだけを頬張って
スクリーン越しに僕とだけの世界

味気ないふたりのシルエットは
2時間かそこらの飯事(ままごと)です
されど どうしたってこの眼(まなこ)は
何時(いつ)かを願ってやまないのです


白の烏(からす)は泣いていた
カラリラ カラリ と
時間だこの先の道を

教えて
煌々目映い(こうこうまばゆい)
いつでも同じ
さあさ此方(こちら)をご覧
皓々ちらつき
泣き喚く(なきわめく)観客を
今日も余所目に(よそめに) また

4番シアター
さざめく昨日をふと失って
泣きたいときは泣けばいいよ
ほらね、すぐに現の緋(うつつのひ)

湿った夜を告げる温度の差
碧さ(あおさ)はまた色味(いろみ)を変えてく
意味のない半分をポケットに
スクリーン越し決まりきった世界

今宵(こよい)最後を告げるサイレンは
2分半かそこらの警鐘(けいしょう)です
たぶん 今度の今度はお終い(おしまい)
明日のため翅(はね)をのばすのです


機械的(メカニカル) フィルムの声
カラリラ カラリ
倫理(りんり)は錆び果て(さびはて)
鈍い(にぶい)痛み残し

正しい手順で
踊れや踊れ
嫋やか(たおやか)にさようならを
瞑って(つむって)

ハイライト
どうかいつでも違った
刺激を頂戴(ちょうだい)
ハイファイと違う
嘲る(あざける)大人達を横目に見て

4番シアター
蠢く(うごめく)傷痕(きずあと)
丁寧に塞いで(ていねいにふさいで)
会いたいときは来ればいいよ
またね、君を待ち眠ろう

おいで
閃々貫く
準備は万端
さあ目を凝らして
宣戦布告の
冷たい合図が耳を劈く

4番シアター
そそめく胸騒ぎ(むなさわぎ)は足早に駆ける
覚えた台詞(せりふ)涙で綴る(つづる)
「君に触れてみたい」と


御免(ごめん)
明日(あす)もきっと忘れたくは無い
溢る(あふる)言葉が選ぶ
確かな温度が其処にあったんだ
恋を仄めかして(ほのめかして)

お決まり
之(これ)が僕の望んだ
最高の君さ
またね
僕を背にいつでも美しかった

此の(この)バッドエンドを


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

4thシアター(仮)

chesaさんのすてきな楽曲に!
まだまだ草案段階です;;

※「&」は発音しません
※音数とか?滅茶苦茶だとおもいます、すいません…
※読み方に戸惑いそうな漢字には()内に読み方表記してます

閲覧数:214

投稿日:2012/01/06 03:37:00

文字数:981文字

カテゴリ:歌詞

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