A
"幹線道路じゃ忍びない
畦道砂利道がお似合いさ"
癇癪喧騒もう厭厭
このまま雷雨に流されんのか

B
どうでもいいから賛美をくれよ
些細でいいから歓喜をくれよ
それだけあるなら分けておくれよ
どうか私にも蜜をおくれよ

S
どうか どうか 太陽をくれ
きっと きっと 輝く筈さ
厭だ 厭だ 一縷の絃は
さぞやにさぞやに美しいのさ

A
混戦回路の極に独り
上流枯渇すぐ宙に舞う
晩夏に嘲笑ああ厭厭
このまま雷雨に流されたいや

B
どうでもいいから退路をくれよ
病死もいいから死なせてくれよ
なんでもするから殺してくれよ
どうやら私は吸いすぎたよう

S
どうか どうか 横孔をくれ
'云った" "云った" 囁く筈さ
厭に 厭に 一縷の絃は
解れて破れて落魄れるのさ

C
驕心の呵責を知れ
謙遜の過剰を引け
知らんに大過に苛まれんだ

S
どうか 凡な 平陽をくれ
きっと 淡い 光な筈さ
厭に 誘う 一縷の絃は
触れないくらいが心地いいのさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

一縷の絃【いちるのいと】

自分のことをよく知っているのは、果たして自分でしょうか?

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投稿日:2017/12/14 18:13:01

文字数:424文字

カテゴリ:歌詞

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