月夜舞う 溢れるこの
想いは恋の調べ
ひとひらの 花びらでも
紅 染められたい
握る手の温もりさへ
知らずに夢のごとし
芽吹くまま 散る時まで
ほのかに 咲かせる花

ふと視線を絡ませたそれは
青天の霹靂より
騒がしく胸に鳴り響くまま
春を呼ぶ嵐
恋し蕾は 膨らむばかりで
如何せん張り裂けそう
いつか咲くのなら 貴方の側
憂い艶やかに

桃色の桜のように虜にできる事なら
一滴の雫も水面 揺らすことはないでしょう

想いさへ告げられずに
咲かせた白恋花を
凛とした その眼(まなこ)に
ひたすら 焼き付けたい
桜には 適わぬ花
それでも 触れてほしい
散るのなら ひと時でも
貴方の 色に染まれ

ふと視線を追いかける先に
美しい香りの花
想いを馳せる 貴方の影に
息を潜ませた

桃色の桜のように 咲き誇れたのなら
溢れいく想いもきっと 打ち明けられたのでしょう

月夜舞い 風に揺られ
散りゆく 白恋花の
ひとひらの 花びらでも
紅 染められたい
愛おしい 貴方様を
夜な夜な 夢に映し
叶わない 初恋でも
ほのかに 咲かせた花
純白のままで

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

白恋花

なんとなく春っぽいの書きたくて書きました。

ちなみに 白恋花=はくれんか が読みです。

曲にしてくれる人がいたら嬉しいな。

閲覧数:223

投稿日:2018/03/24 01:55:02

文字数:477文字

カテゴリ:歌詞

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