金緑色の 光の輪が
私の首を掴んで諫めるの――


A1
どうしようもない程の
憂いと 焦がれと ないもの強請り
アナタガ欲シイワ。
頂戴?

B1
肉食獣(けもの)が喰らったのは
愛でしょうか
肉でしょうか
薔薇薔薇になったのは 貴方の
愛でしょうか
肉でしょうか

サビ1
何もいらない
全てはもう 私の中にあるから
何も亡くなり
見飽きるほど 眺めた血の池に咲く
光は 金緑色に灯って 褪せた


A2
どうしようもない程の
飢えと 乾きと ないもの強請り
アナタヲ食ベタワ。
満足?

B2
肉食獣が屠ったのは
愛でしょうか
肉でしょうか
愚者愚者になったのは 貴方の
愛でしょうか
肉でしょうか

サビ2
何もいらない
全てはもう 私の中にあるから
何も知らない
見飽きるほど 眺めた血の池はもう
光の 金緑色に吸われて 消えた


(間奏)
字幕
人の肉を喰った者には、首のうしろに光の輪が出る。
緑色の、うすいうすい光の輪が。
その光は「ひかりごけ」の光に似ている。


サビ2
何もいらない
全てはもう 私の中にあるから
何も亡くなり
見詰めたのは 独りぼっちの私
光は 金緑色の首輪になって

私は 「ひかりごけ」に横たわり 泣いた。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

「ひかりごけ」 *

変更案です
変更部分は序文とA1、A2です

戒め→諫め
飢え→憂(う)きor憂(う)い
焦がれ→乾き

A1では「募(つの)る 焦がれと」
A2では「飢えと 嘆きと」
なども考えました
A1を「~と」にこだわらなければ、たくさんいろいろ出てくるのですが・・・
二文字の言葉は少々難しいようです; (語彙力の限界を感じました)

閲覧数:618

投稿日:2010/02/26 18:34:51

文字数:526文字

カテゴリ:歌詞

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  • 縹渺

    縹渺

    使わせてもらいました

    毎度、ありがとうございます、こちらの作品に曲をツケさせて頂きますた。
    お時間よろしい時でもお願いします。

    http://piapro.jp/content/hm56s7c62lzumg36

    #まだ、ちょっと手直し必要なんですけど、確認しておいてもらおうと言うことで。

    2010/02/19 00:54:02

  • 縹渺

    縹渺

    ご意見・ご感想

    自分は海洋小節やその類を研究していますから、人食の話はじつわ、なんとも想わないのです。
    けっこう、昔の人は平気で食ってました。
    メジャーのところでは、三国志のなどでは、追われる劉備が自分の女房を殺してその肉を振る舞われて感謝するというような話もあったりします。
    男女に置き換えるという点でも阿部定事件など、人が愛する時、その血肉まで求めようとするのは、古今東西に不変な話かもと思います。
    一見したところ、そう猟奇的にも見えないのに、その奥の深さがある。
    唄界さんならでは、叙情もあって、他の作業もありますが、この詩の身請けは不肖びょびょがお受けしようと想います。
    『骨』と引き続き、連作に。
    良作、いつもありがとうございます。

    2010/01/01 00:35:58

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