空に向かい時を告げる鳥の声
お天道様に祈りをささげて
我らの一日　今日も始まる

お天道様は我らを見据えて
幾千の時を重ねて輝く
喜び、悲しみ、怒り、嘆きも
我らの営み　見守り続け
空のはるか高み　見下ろしているよ

我らのささやかな田畑耕して
お天道様を　ふりあおぎ祈る
実り望みつつ　汗水流し

大地に腰据えて　空めざし伸びる
苗木　水差して　頬を緩ませる
これらのすべてが愛おしい日々

集い祈る　お天道様に感謝し
喜びを歌おう　お天道様に強く、高く、深く

黄金色にきらめく稲穂照らして
空の頂へと　また日は昇るよ




そらにむかいときをつげるとりのこえ
おてんとうさまに　いのりをささげて
われらのいちにち　きょうもはじまる

おてんとうさまは　われらをみすえて
いくせんのときをかさねてかがやく
よろこび　かなしみ　いかり　なげきも
われらのいとなみ　みまもりつづけ
そらのはるかたかみ　みおろしているよ

われらのささやかな　たはたたがやして
おてんとうさまを　ふりあおぎいのる
みのりのぞみつつ　あせみずながし

だいちにこしすえて　そらめざしのびる
なえぎ　みずさして　ほおをゆるませる
これらのすべてが　いとおしいひび

つどいいのる　おてんとうさまにかんしゃし
よろこびをうたおう　おてんとうさまにつよく、たかく、つよく

こがねいろにきらめく　いなほてらして
そらのいただきへと　またひはのぼるよ