唄界さん作品一覧

作詞家。たまに絵。不定期で生主。
和風・ロックを中心に、文学やイラストのオマージュ作品で作詞しています。
コラボのお誘い大歓迎です^^

素敵なプロフ画像は壱加さんより。

http://唄(うたノω`).コミュ
ニコ動でのコミュ⇒http://com.nicovideo.jp/community/co558486

「はなうた」"HANAUTA"
ボカロ制作ユニット⇒http://www.myspace.com/fismajar


好きなジャンルはボカロック、ミクトロニカ、和風
片思いや報われない歌詞が主流

イラストはデジタルが苦手なので、基本アナログです
水彩絵具や色鉛筆を使って描きます
最近はマスキングテープを使用するのがブーム

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    百年桜

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    TEXT
     

    〔字幕〕
    この街にひっそりと語り継がれる
    『百年桜』の云い伝え――

    桜の老木の根元に
    亡くした想い人の骨灰を撒くと
    百年後、その桜に魂が宿るそうだ。
    桜は再び巡り逢う日を待つかのように
    百年、千年と鮮やかに花を咲かせるという。


    A1(11 6-7 11 11)
    春を迎え思い出す
    遠い昔 交わした契り
    命短し私の
    桜に託した想い


    B1(9-3 9-8)
    今も目を閉じれば 浮かぶ
    灯台の淡さと あなたの微笑み



    S1(12 8-5 14 8-4)
    百年先で逢いましょう
    まだ約束には 届かない
    この桜の下(もと)で待っている
    いつまでも此処で 咲いてる



    A2(11 6-7 11 11)
    春に気付くと桜を
    ふいに 想う 込み上げてくる
    霞みかかる懐かしさ
    恋にも似た愛おしさ

    B1(9-3 9-8)
    薄紅色の宵 照らす
    ガス灯の光に 導かれたなら 


    S2(12 8-5 14 8-7)
    “百年先で逢いましょう”
    呼ばれた気がして 花嵐(はなあらし)
    桜時雨(さくらしぐれ)の中 走馬灯
    ずっと昔から 知っていたんだ


    〔字幕〕
    「私が死んだら、百年桜として埋めて下さい。
     この命はあなたと永くは生きてゆけないけれど、
     桜となってずっとあなたに春を告げるわ」
    「けれど君が桜になる頃まで僕は生きてゆけないよ」
    「それなら百年後、来世のあなたが逢いに来て。
     来世のあなたが思い出せるよう、精一杯花を咲かせるから」
    「ああ。ならば百年後、再び逢おう。きっと君を思い出そう」
    「百年先で逢いましょう。約束よ」


    S3(12 8-5 14 8-4 8-5)
    百年桜逢えたなら
    あの云い伝えに ない先を
    私たち二人で紡いでく
    これからも此処で 咲いてる
    あなたを想って 百年と

    ver.3 / 3

    百年桜となって、あなたを待っている。
    あなたを想って咲き続ける。


    ずっと桜をテーマとした幻想奇譚を書きたいと思っていました。
    mish,さんに「桜をテーマとした和風歌詞を」というお話とデモをいただき、長年抱いていた願いを叶えさせていただきました。


    時代設定としては江戸(ほぼ幕末)~明治。
    いろいろと当時の文化などを資料館や書籍で勉強したものの、今回は“幻想奇譚”ということで、具体的な職業などが出てることがなかったため、役立てることができなかったです。
    よって専門知識の面での解説ができません。寂しいです。


    直接テーマの参考にはしませんでしたが、
    梶井基次郎「桜の木の下には」、夏目漱石「夢十夜」のうちの一夜目みたいなものをという意識はありました。
    自分でストーリーを考えたかったので、オマージュ作品にならないよう考えて作りました。
    ただし“百年”というキーワードであるとか、桜に灰を撒く→死体を埋めるという行為はこれらの作品で培ったものと言えます。


    内容は先に述べました幻想奇譚。
    そして最近研究中の“純粋(オーソドックス)でない恋愛もの”。
    普通に同じ時間軸で、直接的な恋愛をするものでなく、少し捻ったものをやっていきたいと思っています。個性を持たせる、といいますか。

    生前交わした“百年桜”の契りをめぐって、
    時をこえた絆が、桜が二人をまた巡り合わせる。そんなお話。
    最初は、ラストは「いつか来世は人としてまた結ばれよう」という願いを込めて終わるものにするつもりでしたが、そうすると「ずっと咲き続ける桜」の意味が薄れてしまうように感じて軌道修正しました。
    「いつか人として二人は幸せになるだろうな」というのは、歌詞に書かれていないその先を、視聴者の方々が思いを巡らせていただければと思いました。

    ライセンス:

    投稿日時:2013/02/01 20:52:27

    閲覧数:114

    カテゴリ:歌詞[編集]

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