真っ暗な闇の蒼の底で
“埋まらないんだ”と 嘆いた声は
気泡になって 弾けて消える
跡形も遺さずに 意味をなくした


醜くて 穢れて 腐った思想の大人
自分が正しいのだと
無理矢理 縛り付けてくるけれど
窮屈なのは 嫌いなの
自由ってナニ?


焦(こ)がれては 焦(じ)れて
叶わぬ夢を視る
奪われ 溺れ 暗く 深く
懲りずに堕ちていくんだよ

焦(こ)がれては 焦(じ)れて
知らない 恋の話
奪われ 溺れ 懲りず
夢や幻 追い求めているんだ


相も変わらず蒼の底で
“つまらないんだ”と 呟く声は
気泡になって 漂い続ける
あてもなくさまよって 行き場なくした


卑しくて 狡くて 陳腐な思考の大人
自分の間違いすらも
ねじ曲げて 正当化させていく
理不尽なの 嫌いなの
自由はドコ?


焦(こ)がれては 焦(じ)れて
叶わぬ夢 抱く
奪われ 溺れ 誰も 彼も
知らずに 堕ちていくんだよ

焦(こ)がれては 焦(じ)れて
所詮は 絵空事
奪われ 溺れ 懲りず
夢や幻 踊らされているんだ


焦(こ)がれては 焦(じ)れて
叶わぬ夢 抱く
奪われ 溺れ 誰も 彼も
知らずに 堕ちていくだけさ


焦がれた あの人
胸に描いた 出逢い
奪われ 溺れ 蒼の 底に
静かに 沈んでいくんだよ

焦がれた あの人
告げる 第六感
奪われ 溺れ ふわり ゆらり
夢心地へと 誘(いざな)う

焦がれた あの人
故郷へ 帰っていく
溺れて 堕ちて 誰も 彼も
信じず 殻に篭るんだよ

流した 涙すら
蒼の底に 溶けていく
気泡に 包み 隠し 恋の
終わりは ただ静かに 訪れる


_______________________________

まっくらなやみの あおのそこで
“うまらないんだ”と なげいたこえわ
きほうになあて はじけてきえる
あとかたものこさずに いみをなくした


みにくくて けがれて くさあたしそうのおとな
じぶんがただしいのだと
むりやり しばりつけてくるけれど
きゅうくつなのわ きらいなの
じゆうってナニ?


こがれてわ じれて
かなわぬゆめをみる
うばわれ おぼれ くらく ふかく
こりずにおちていくんだよ

こがれては じれて
しらない こいのはなし
うばわれ おぼれ こりず
ゆめやまぼろし おいもとめているんだ


あいもかわらずあおのそこで
“つまらないんだ”と つぶやくこえわ
きほうになって ただよいつづける
あてもなくさまよおて いきばなくした


いやしくて ずるくて ちんぷなしこうのおとな
じぶんのまちがいすらも
ねじまげて せいとうかさせてゆく
りふじんなの きらいなの
じゆうはどこ?


こがれてわ じれて
かなわぬゆめ いだく
うばわれ おぼれ だれも かれも
しらずに おちていくんだよ

こがれてわ じれて
しょせんわ えそらごと
うばわれ おぼれ こりず
ゆめやまぼろし おどらされているんだ


こがれてわ じれて
かなわぬゆめ いだく
うばわれ おぼれ だれも かれも
しらずに おちていくだけさ


こがれた あのひと
むねにえがいた であい
うばわれ おぼれ あおの そこに
しずかに しずんでいくんだよ

こがれた あのひと
つげる だいろおかん
うばわれ おぼれ ふわり ゆらり
ゆめごこちへと いざなう

こがれた あのひと
こきょおへ かええていく
おぼれて おちて だれも かれも
しんじず からにこもるんだよ

ながした なみだすら
あおのそこに とけていく
きほうに つつみ かくし こいの
おわりわ ただしずかに おとずれる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Blue Bubbles

maxzさんの曲用(http://piapro.jp/t/sw1Y)に書かせて頂きました。

テーマは浦島太郎に出てくる乙姫(かぐや姫は竹取だったぁ(;・ω・))。
外に出ることも許されず、毎日毎日おもてなし。
恋もしてみたい、外の世界も見てみたい。
けれど反抗する力さえありません。

そんな時浦島太郎に出会うのですが、浦島太郎は帰っていってしまいます。
涙を流そうにも海の中。
すぐさまとけこんでしまう涙は気泡となって上を目指してたゆたうのでした。

閲覧数:133

投稿日:2018/06/24 00:32:06

文字数:1,515文字

カテゴリ:歌詞

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