a
端っこの席 お気に入り
本ばかり 読んでいた
先生の 話すら
知らんぷり 聞かん振り
b
誰も彼も嫌いになった
みんなみんな嫌いになった
ずぶ濡れた夜
s
バラバラになった心の
隙間を埋めるピース
無関心装って探している
無価値な僕の事嫌いながら
a
またこれかい? お気に入り?
本の中 逃げていた
先生は 話すら
知らんぷり 聞かん振り
b
誰も彼も消えてしまえ
みんなみんな消えてしまえ
宙づりのジル
s
バラバラにした写真の
お揃で合わせたポーズ
今更もう馬鹿らしいって笑い飛ばしてる
言いたくない言葉すら舌に住み出した
c
死骸を埋めた土に心も埋めた
雨は何度何度振って濡れても
きっときっと花は咲かないだろう
違いを知った故に心がずれた
傷が何度何度ついて転んでも
耐えて耐えて生きて迷うだろう
利害を蹴った夢で君に出会う
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