傘も差さずに歩いていた
見慣れた街の景色にうんざりだ
夢も無くただ愛だけを望んだって
気づけば空っぽになるだけなんだ

独りじゃ何にも出来ないなんて
言葉にしなくても知ってんだ
でも独りになってしまえば
途端に誰かに縋ってしまうな

受け取った言葉は全て無駄ではないと
知るのにどのくらい時が流れた 
消えてしまった心を さぁ掬ってよ

痛みを知った夜を閉ざして
光を望んだ僕の憂いが
声を伝って 言葉になって
あなたに届いてくれればいいな

最高速度で日々を辿って
残りの感情もすり減らして
白く染まった心の隙間

夜の街には"さよなら"だけ残っていた

揺らいだ灯かりがまぶしくって
眠れない夜に嫌気が差した
苦し紛れの嘘で誤魔化したって
幸せになれるとは限らないな

湿ったシャツがなびいていた
見上げた空には黒が続いてんだ
あの笑った顔の雫が
ふと頭の中 よぎってしまうな

飛び込んだ世界の中で
散らばる声を聞くのにどのくらい
人を騙した 手のひらの愛を
ここまで さぁ繋いでよ

痛みを知った夜を閉ざして
光を望んだ僕の憂いが
声を伝って 言葉になって
あなたに届いてくれればいいな

最高速度で日々を辿って
残りの感情もすり減らして
白く染まった心の隙間

夜の街には"さよなら"だけ残っていた

曇っていた景色が
水溜りに反射したんだ
出来るだけ遠い場所へ歩いて行こう
君の手を取ったなら

雨上がりの澄んでいた空は
なぜか霞んでいた
零れ落ちた悲しみは乾いたんだ
七色を残したまま

孤独を知った夜を閉ざして
君が望んだ声に気づいて
愛を伝って 涙流して
全てが終わってくれたらいいな

最高速度で日々を辿って
残りの感情もすり減らして
白く染まった心の隙間

夜の街には"さよなら"だけ残っていた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Roomless

閲覧数:1,484

投稿日:2017/07/13 20:10:30

文字数:758文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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