「キミを助けに来たんだ」 倒すべき相手なんかいないけれど。
「何が正義か?」 なんて聞かないでよ。
キミの世界にまばゆい光を届けに。

それはあっという間だった。何もかもを飲みこんで。
助けを求めたキミに手を差しのべる。

「偽善だ」と、「見え透いてる」と、「自己満足」と言われようが、
そんなことどうだっていいだろう?

「キミを助けに来たんだ」 誰かと戦うためな訳じゃない。
「オレが正義だ」 なんて言えないから、キミの話を聞きたい。
食い込んだこの爪跡はまだ赤黒い雫を。

カッコつけてるだけだって?
そんなことどうだっていいだろう?

「キミを助けに来たんだ」 誰かと戦うためな訳じゃない。
「オレが正義だ」 なんて言えないけど、そこで待っててよ。
今すぐ行くから。
「キミを助けに来たんだ」 倒すべき相手なんかいないけれど。
「何が正義か?」 なんて聞かないでよ。
今も世界は光に満ちてる。
キミの世界に光を届けに。
うつむいたキミの頬を伝う、透明な雫を拭ってあげたい。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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ヒーロー33号

閲覧数:133

投稿日:2011/04/01 05:35:04

文字数:441文字

カテゴリ:歌詞

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