ジャケット

サイダーみたいな空、
揺らめいて上がっていった言葉が
音も無く弾けてしまった


風が吹いている病室で
溜まる点滴が枯れる様を
もうどれだけ見たのだろう

違う誰かになりたかった

小説も今じゃ底を尽きた


サイダーみたいな空、
揺らめいて上がっていった言葉が
音も無く弾けてしまった
もう抜けてしまったのだ

どうしてこんなにも私、辛いの


あなたは言った
「どの本でも僕たちみたいにはなれないよ」
橙色した病室で手を繋いで眠る


「もしも私が居なくなって
どうしようもなくなったなら、
忘れてしまっていいから
どうか笑っていて欲しいよ」


サイダーみたいな空、揺らめいた

00:00 / 03:13

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

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アネモネの縷々

閲覧数:1,419

投稿日:2017/02/11 22:15:23

長さ:03:13

ファイルサイズ:3.7MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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