窓を打つ雨に 祈り請うても
止む事など 決(け)して有りはしない
降りしきる運命(うんめい)を 迎え撃つのに
この手を解いて 剣を掴む
薄ら日の鉄(くろがね)
静かな覚悟が揺らがぬよう
心を映し出した刃に
雫が砕けて滑り落ちる
定めとは
重いもの


迷いを忘れて
乱れ打つ雨の中
駆け抜ける
滴る視界拭い
この手の刃で
運命(うんめい)の軌道変え
必然を生む為
泥濘(ぬかるみ)を進む


ずぶ濡れになろうとも 蹴り上げ
一筋に 鉄(くろがね)を突き通す
抜かっては 己(おの)が命運を
泥濘(ぬかるみ)に 取り零してしまうから
軒から飛び出した
ビデオテープのように
ただ辿るだけなんて
後悔を植えつける
挫折 苦悩
穿つ痛み
全て背負って


無数の流星
灰色のその先に
祈りに値する 何かがあるのか
刃を掲げて
全身を投じて 雨に晒す
痛みをも
受け入れて進む


恐れを
迷いを振り捨て
乱れ打つ雨の中
駆け抜ける
滴る視界拭い
この手の刃で
運命(うんめい)の軌道変え
未来への道 切り拓く
定めでも野心は消せない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

アンビシャス・アウトロー

 くもりら様の募集曲への応募として書かせていただきました。

閲覧数:231

投稿日:2018/06/20 22:52:40

文字数:463文字

カテゴリ:歌詞

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