小さな窓を開け放ち
映ったその景色はまるで
海を逆さにした青

広がる胸の憂鬱は
滲んでこの部屋中そっと
埋める涙と歌声

このままずっと縛られた時の中
たゆたえる人魚の様に
差し出されてた手も掴めないまま

飛び立つ小鳥が囁いた
秘密の呪文は
あの日に置いていた
誰にも言えず守ってた愛情
思わず呟いて…

ガラスのヒール履いたなら
いつかのお姫様のように
恋と魔法を紡いで

誰にも言わず伸ばしていた
気持ちも長い髪も全部
壁を越えない悲しみ

永遠なんてパンドラが零す余威
何もかも捨て去れるなら
抱きしめる資格は与えられるの?

注いだ日差しに恋い焦がれ
片目を閉ざせば
日陰は伸びていく
言葉にしたなら解ける望みを
静かに詩にして

透けゆく声は震え出す肩を呼ぶ
叶わない恋を想えば
袖通すドレスに涙沁みて

止まった小鳥は飛び立った
あの日の呪文を
引き出し口ずさむ
本当の自分のありのままの事
目を見て反らさずに

いつもの上着を仕舞い込み
通したブラウス
鏡で写したら
不意にいつかのお姫様がいて
私に微笑んだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

小鳥

割と実験的な作品。
「女の子になりたい男の子」を巧く表現できてたらいいのですが。
なんで、歌唱はレン君です。

閲覧数:666

投稿日:2013/11/05 23:18:32

文字数:463文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

  • 関連動画0

  • ちよこ_T

    ちよこ_T

    その他

    「女の子になりたい男の子」を巧く表現したい、ということでしたら、
    いろいろ改良の余地ありかなと思います。
    しかし、なんとなく雰囲気が良い歌詞、としてはかなり良いのではないかと思います。
    私見ですが。

    2013/09/28 21:04:49

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