ショックでしかなかった
悲しみが溢れてもいいのに出てこない
なんてことないショックだけ
長いこと夢見て
ついに出会えたあなたなのに
慣れがこんなにどうでもよくさせるなんて
いつしか生まれた無関心が
きっとあなたを殺したの
今になって何度か悔やんで
遅いじゃない、今になって
絶対にわすれない
それだけはしないから
ここまでのことを
私の義務感が、せめて、と語らせたんです
当たり前の中でさめていく私を見て
ごめんなさい
きっとあなたは辛かった
辛いのが嫌でも
冷たい私と触れるしかなくて
あなたには変えるのも無理で
どうにもできない心変わりが
あなたはきっと怖かったよね
ごめんなさい、酷い私で
痛めつけて、痛めつけて
気付かないままだった
ごめんなさい、本当に
そんなふうに叫ぶことで
悲しみに近付こうとしたんです
お酒が欲しい
涙が欲しい
今の不安を埋める何かが
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