いつものかど曲がると
私のことを呼ぶ声がした
振り返ればそこには
あの日のままのあなたの笑顔

思いがけぬ出会いに驚く
私に駆け寄るあなたの言葉は
ひさしぶりですと堅苦しすぎて
思わず吹き出し、背中をたたいた
遠い記憶の中に沈んだ何か ふるえている

懐かしすぎる店の
港が見えるテーブル席は
別れを告げた日から
時計の針が止まったようで

お互い自分しか見えなかった
あの頃二人は子どもだったねと
急にせきこんであなた照れるけど
私はこの日を待ち続けていたの
淡い陽射しこむ窓
二人の時間(とき)がまた始まる

街路樹揺らす夜の風がやみ
胸の鼓動さえ響く石だたみ
ふと立ち止まったあなたはささやく
もう一度君とやり直したいと
お願いよ 泣かせてね 
あなたの優しい腕の中で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ときめき

閲覧数:119

投稿日:2017/04/05 22:02:48

文字数:337文字

カテゴリ:歌詞

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