A

もはや予測可能な現実を 人質に取った犯人に
結局発砲できなかった警官の 行方を探すニュース

そんな風に心の裏側だけ 切り取れないことを知った僕は
死ねずにいる 逃げ場を探すだけ

その警官と犯人と現実は 何を考えてたのだろうか
推測で振り翳す 白黒のテレビを消して

B

生きるために食べるのか 食べるために生きるのか
そんな問いに似た 繰り返しの冬を
襟立ててなお吹き込む 秋の寒風に重ねた

C

Perscape 心の裏側に逃げ込んだ僕ら
逃げ込めなかった奴らは 二度と会うことはないと
誰に突きつけてんだか分からない三行半を
度々決別と決めつけてはひとりになることを

Perscape その実逃げられないのは僕らだったのだと
弱りきってしまった心に 包囲網だけが見えた
誰もに突きつけられた無表情な三行半
いつかの記憶の味がした

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

パースケイプ

今回は少し趣向を変えて厨二っぽく。某アーティストを意識してるとこはあります笑

構成:A→B→C→C

閲覧数:133

投稿日:2016/01/05 13:43:32

文字数:374文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました