白く煙る霧と 雨音に
溶けて消えた恋情は何処(いずこ)へ
誓い合った愛は ほろほろと
音もなく崩れて流れ出す
五月雨ヨ、密カニ。
新たな恋は艶やかで
禁忌ナド、何処カニ。
今更後に戻れない
月明かりに照らし出されて
揺れる影と甘い吐息が
どこか嬉しげに混ざり合う
鉛色の空はまだ泣き止まない
黒く染まる心 騒ぎ立つ
今の儘じゃ満足できないの
訪れる宵闇に紛れて
ふらり街へと繰出していく
五月雨ヨ、激シク。
今宵も全てひた隠せ
鳴神二、祈ラム。
貴方に知れることは無い
月明かりも届かない夜
花一片(ひとひら) 落ちて静まる
あの人には為せぬ悦び
丑三つ時 深く深く堕ちていく
五月雨ハ、冷タク。
燃え立つ恋を 凍てつかせ
五月雨ハ、確カニ。
結んだ愛を穿つから
月明かりが朝日に変わる
今日も明日も雨は止まない
花も竹も等しく濡れて
鉛色の空はまだ泣き続ける
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