絡んだ イヤホンは すぐ諦め
無音の中 街を歩くうち
普段じゃ 気にも留めないような 風景
子供のころの僕を見たんだ


騒いだ 道路が 少し不快で
まわり道ばかり 選ぶうち
湿った歩道橋 何もない公園
自然と同じ道を来ていた


むかしむかし 僕が君に告げた
少しばかり重い思いは
弱く君のもとに無事にたどり着けぬまま
ポツリポツリ 君が話す 言葉
意味を持つその 前に僕は
手を振ってしまった


あれから どんな風にしていますか?
線路の隣を歩く途中
今もたまに思い出すんだ
黙って 歩いて 下向いたまま


曲がり道が 行く手を隠して
かわるがわる 流れる家
どこかでいつか 似たような光景
ここでない事は確かだが


じわりじわり 深く沈む
青とオレンジの間で僕ら
いつも通り 隣同士 ふたり 歩くけど
ぽつり ぽつり 灯が付く街に
君が消えてく前に 僕は
俯いてしまった


とっくに答えはあるんだ 出ているんだ
ふとした瞬間に想う道中
今もたまに思い返すんだ
止まって 突っ立って 歩くんだまた


本当の気持ちは わかんないんだ
今でも答え探す胸中
今じゃどうしたってわからないんだ
悩んで 迷って 振り向いたりして


この頃 無くしかけてるんだ
頭の隅で響く呼吸
でも いつになったって思い出すんだ
黙って 歩いて 前向いたまま

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

WALK

3作目の歌詞

閲覧数:218

投稿日:2017/05/02 23:17:47

文字数:580文字

カテゴリ:歌詞

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