Classic
Modern

みんなで考えよう!ピアプロ10周年企画アイディアアンケート募集中!

karent 音楽配信

  • 仮想世界のモラリズム 第二話「安堵」 ハイイロPさん 2017/07/23
    23:29

    「新庄、おい新庄、起きろって」
     午後の授業はいつも眠くなる。いつも思うのだが、午後の授業で眠くなるのは当たり前のことで、その眠たい中、如何に生徒が興味を持てる授業内容を展開できるか。それが、できる先生とできない先生の違いなのではないのだろうか。
    「新庄、次読むのお前だぞ」

  • 玩具屋カイくんの販売日誌(293)  絵本の新シリーズ!  tamaonionさん 2017/07/23
    11:23

    「絵本? ウン、わたし大好きだよ」
    テトさんはうなずいて、アイスコーヒーのグラスを口に運んだ。
    「だよね。絵本の、コレクションもしてるって聞いたから」

  • 僕の世界はいつだって屈折している。 春野 向日葵さん 2017/07/23
    00:20

     
     僕の世界はいつだって屈折している。
     「学校終わった~!!」

  • 仮想世界のモラリズム 第一話「感情」 ハイイロPさん 2017/07/22
    20:37

    「なんで、どうしてみんなそんなこと…」
     初音は、目の前に流れる否定的なコメントを理解することができなかった。
     ボカロPである39Pが行った動画サイトでの初ライブ、これを最後に初音ミクのインストールされたパソコンが起動されることはなかった。

  • Sequel to Little Red Riding Hood あひるたまさん 2017/07/17
    11:00

     白い肌に、濡れた赤い唇。ガラス玉のように透き通った瞳と、血の透けた頬に影を落とす漆黒の睫毛。
     誰もが羨む美貌を持つ少女は、祖母から貰った赤い頭巾を被り、村の人々から『赤ずきんちゃん』と呼ばれていました。彼女にはひとつ違いの妹がおり、その妹も姉をたいへん慕っていました。そして赤ずきんには、将来を誓い合った恋人がいました。しかし彼には、彼自身も知らない秘密があったのです。それはある満月の夜に、惨劇とともに暴かれることになります。
     赤ずきんの妹は、姉の赤ずきんを慕いながらも、姉の恋人に恋心を抱いていました。許される想いではないと彼女自身わかっていましたので、心の奥底に固く秘めていました。そうでなくても、美しい姉に敵うはずなどありません。

  • 小説/『痛みと慕情と俺とお前』feat.雌奏マガ,りるっぽいど(杏音リル) 八歌(やうた)さん 2017/07/12
    19:59

    今日は改めて俺の話をしよう。俺、雌奏マガはドMだ。
    ……。いいや、別にお前に俺の気持ちを理解されたいわけじゃない。ただ躊躇するなと言いたいのだ。俺が望んでいるのだから、お前はお前の思うまま今まで通りに接すれば良い。どんなお前でも、俺は死ぬまでお前を受け止めるから。そう笑顔で促しても、お前は今日も迷いの隠った手で俺に触れる。やはり俺は他人の言うように《おかしい》のだろうか。俺はもどかしさを感じながらも、お前がくれる痛みを求めさまようのであった。
    俺にとっての快楽とは、恐怖だ。なにも死にたいわけではない。身体が死を恐れ、俺自身に警告する。その時のゾッとした感情が、堪らなく心地良いのだ。身を切られ、心が削られ、生きたいと本能が悲鳴をあげる。その悲鳴を聴くことに、俺は依存しているのだ。何故心地よいのかは分からない。だが、もし何かひとつ自分にとって気楽なことをして良いと言われたら、俺は痛めつけられることを選ぶのだろう。俺とて怪我をしたら傷が痛むし、暴言を浴びたら心が傷む。けれどそれを超える蜜があるからこそ、俺は痛みを選び望むのだ。そう伝えると、お前は困ったように眉尻を下げた。

  • 彼はすべてを知っている ☆ショートストーリー アリス@ココロナさん 2017/07/11
    06:16

    西の果てに住む占い師の男、彼を殺すことが僕の仕事。
    彼が殺される理由。
    それは、世界を生きるものすべての未来を知っているからだ。

  • カエルの王子さま radames-gさん 2017/07/23
    07:43

     おっとり目で大人しい幸紀は地方都市の小学校に通う6年生、クラスの中で目立つ児童達が少し色気付きはじめてる一方で、彼は相変わらずトカゲ、カエル、昆虫などに夢中で、時には野外でそれらを捕まえて飼育したりしている。彼の話す事と言ったら、それらの生き物や恐竜の話ばかりで、クラスの女子には、ちょっと気味が悪がられてたりもする。また、彼がそんな感じなので、彼の友達もやっぱり似たようなスローペース、マイペース。どっちかと言うと鈍臭い感じに見える子たちだ。彼らは色気付いてきている目立つ児童から見れば、発展途上で「イケてない。」
    スクールカーストでいえば底辺の方なのだろう事は大人から見ても分かるのだった。
     幸紀と同じ学級の萌香は彼とは対象的に積極的に発言するし、話すことも論理的、成績もよく、女子児童のなかでは目立つ方。こちらは幸紀らとは違い、いくぶん色気付いてて、発展してる組の方に属している。そして彼女らのグループと会話の接点のある男子のグループはと言えば、やはり部活やスポーツクラブに通うような子達のグループだ。当然、幸紀ら地味グループとは接点はあまり無く、彼女らの中での幸紀たちの評価はやはり、地味で気味が悪い奴らというもので、陰ででバカにしたりからかったりもしていた。

  • 天上の雫 ジャンカさん 2017/07/09
    19:15

    それは、よく有る貴族の小さな集まりでのこと。
    まだ若い貴族の令嬢、サリアは金目のものに目が無かった。
    実際、綺麗な物や美しい者が大好きだ。

  • 玩具屋カイくんの販売日誌(292)   はっちゅーね新展開!?  tamaonionさん 2017/07/09
    12:41

    「いろいろ、なんか、お世話になりました!」
    サナギちゃんとリンちゃん、そして駿河ちゃんは、ドアの前で、ツクヨミ少年たちに挨拶をする。
    ニコニコ笑いながら、3人を見送る moonlit の人たち。

  • good-bye diary Page:4 炉湖さん 2017/07/05
    03:32

    寒さにかじかむ手に息を吐きながら、
    大量の本を別教室へと運ぶ作業。
    何故か私1人だけで作業を進めていて、

  • good-bye diary Page:3 炉湖さん 2017/07/05
    03:18

    それまで同じクラスになったこともなく、
    一学年当たりの人数が多かった私の学校では
    同学年にどんな子がいるのか

  • 初音ミクとリンクする世界 初音ミク編 2章20節 早瀬道博さん 2017/07/04
    23:46

     その翌日。
     「…準備はどうかな?」
     児童養護施設のライブの話で打ち合わせをする雅彦と坂井。

  • 初音ミクとリンクする世界 初音ミク編 2章19節 早瀬道博さん 2017/07/04
    23:38

     そして数日後の夜。部屋にいた雅彦。
     「…安田教授、今、お時間ありますか?」
     高野が雅彦に連絡してきた。

  • 初音ミクとリンクする世界 初音ミク編 2章18節 早瀬道博さん 2017/07/02
    19:18

     そうしてデザートを食べ終える。すると雅彦は自分の部屋に一旦引っ込み、すぐに小さな箱を持って出てきた。箱はミクをイメージするようなラッピングがされている。
     「はい、ミク」
     そういってその箱を差し出す雅彦。

  • 初音ミクとリンクする世界 初音ミク編 2章17節 早瀬道博さん 2017/07/02
    19:11

     そして、その数日後の週末。
     「ミク、誕生日おめでとう」
     『おめでとう』

  • 初音ミクとリンクする世界 初音ミク編 2章16節 早瀬道博さん 2017/07/02
    19:07

     次の日の朝。
     「ミク姉、朝だよ」
     ワンオフのレンがワンオフのミクの部屋をノックする。

  • 初音ミクとリンクする世界 初音ミク編 2章15節 早瀬道博さん 2017/07/02
    19:01

     その日の夕方、神波の大学の最寄りの駅前のカフェ。店内に入った神波を手招きする一団。そのテーブルにはすでに四人いる。
     「お待たせしました」
     「ティーエフPさん、お待ちしていました。…それでは何か頼んで下さい」

  • 初音ミクとリンクする世界 初音ミク編 2章14節 早瀬道博さん 2017/07/02
    18:56

     一方、木下はオフィスにいた。今は昼休みである。彼女は自分で作った昼食を食べ終えた後、目を閉じてずっと音楽を聴いていた。オフィスには他の社員もいるのだが、彼女は必要でなければ一切話そうとしない。それは他の社員も分かっているので、彼女に話しかける人はいなかった。
     (この曲は…)
     曲が終わると、曲の分析を始める木下。彼女が曲を聴いているのは、曲を聞いている時はどのように感じたかをメモし、曲を聴き終わった後は曲を分析して、今後の曲作りにいかすためである。彼女がPを始める前からずっとしていることだった。彼女自身がPを始めたのも、その曲の分析作業の流れの中にあって、自分の分析結果が正しいかを確認する作業である。Pになってからは、分析結果をどうやって自分の技術に落とし込むかが加わっている。彼女の曲の制作技術にかなり癖があるので、そのままいかすことは難しいが、彼女自身はそのことにやりがいを感じていた。今の彼女自身には、ボーカロイドの曲に関する分析データと、そこから得られたノウハウが相当もっているが、その事実を知っている人自体が少ない。もっとも、彼女は教職についているわけではないし、教える理由がないので、頼まれても教える気はなかった。彼女は分析し、その結果を自分の才能をいかす形で落とし込んで自分の曲を作ることが楽しいのであり、他は二義的な話だった。

  • 初音ミクとリンクする世界 初音ミク編 2章13節 早瀬道博さん 2017/07/02
    15:50

     そのころ、ワンオフのボーカロイド六人と雅彦は家のリビングにいた。そうして昨日の千秋楽の公演を見ている。今はミクのバースデーライブの振り返りだった。以前は反省会だったのだが、KAITOが、特にワンオフのミクはバースデーライブのために心血を注いでいたので、ライブの後位は仕事から切り離された日を作り、ライブの疲れをいやした方が良いのではないか、という提案をした。一方、MEIKO自身はライブの記憶があるうちに次にいかすための反省会をしたいという思いがあったので、色々と議論した結果、1回だけライブを通して見て振り返りをするという話になったのだ、映像を見ながら今回のライブの良かった点や反省点を記録し、後日の本格的な反省会の時に備えるのだ。もちろん六人を初めとしてスタッフなどもベストはつくしているが、観客側から見た時でないと見えてこないこともある。観客側から見た時と、自分たちの動作や演出、どういった思いでライブを行っていたかとつきあわせて今後にいかしていくのだ。一方雅彦は観客側として見ていた。もっとも雅彦自身は今回のバースデーライブは要人席で全て見ており、その時にライブで気になっていた点を記録しており、今回参加しているのは確認作業という位置づけである。
     そうしていると、ライブが終わった。観客の三本締めが終わり、ライブの観客が会場から出ていく流れが本格的になってくる。そうして映像は終わった。
     「…みんな、気がついたことはあった?」

  • 初音ミクとリンクする世界 初音ミク編 2章12節 早瀬道博さん 2017/07/02
    15:44

     「…ぎりぎりアウトだな」
     研究室に駆け込んできた神波を見て、高野がつぶやく。若干だが約束の時間はすぎている。
     「先輩、すみません」

  • 初音ミクとリンクする世界 初音ミク編 2章11節 早瀬道博さん 2017/07/02
    13:36

     一方、神波宅。
     「マスター、起きて下さい」
     寝ている神波を起こす量産型のミク。

  • 初音ミクとリンクする世界 初音ミク編 2章10節 早瀬道博さん 2017/07/03
    22:50

     翌朝、ワンオフのボーカロイドの家のワンオフのミクの部屋。ミクが気持ちよさそうに寝ている。その部屋の扉が開いて、雅彦が入ってきた。部屋に入るとロックをかける雅彦。ワンオフのボーカロイドの家の各人の部屋のロックは細かく設定されており、通常レベルのロックであれば、ワンオフのミクと雅彦はお互いロックが解除できるようになっている。寝ているミクを起こさないように足音を立てずにワンオフのミクの枕元まで歩く。そうして自分の顔をワンオフのミクの顔に近づけている。
     「!!」
     自らの唇に誰かの唇の感触を感じ、目を覚ますワンオフのミク。雅彦がワンオフのミクに口づけしていた。

  • 初音ミクとリンクする世界 初音ミク編 2章9節 早瀬道博さん 2017/07/01
    23:32

     「あ、マスター」
     戻ってきた神波を彼の量産型のミクが迎える。
     「マスター、どこに行かれてたんですか?」

  • 初音ミクとリンクする世界 初音ミク編 2章8節 早瀬道博さん 2017/07/01
    23:25

     「神波君はレポッシュPの話はどれくらい知っているかな?」
     「…ええっと、…その、好みが分かれるPだと言う話は…」
     その当人を前に、非常にいいずらそうにいう神波。

  • 初音ミクとリンクする世界 初音ミク編 2章7節 早瀬道博さん 2017/07/01
    23:19

     「やあ、久しぶりだね。レポッシュP。…いや、ここでは木下さんと読んだ方が良いかな?」
     「…どちらでもかまいません。安田教授もお元気そうで何よりです」
    オフ会会場の三つ下のフロアで雅彦と木下は話していた。彼女の名前は木下絵里である。このフロアにはあまり人気がない上、二人とも人目を避けやすそうな区画を選んでいたのだ。

  • 初音ミクとリンクする世界 初音ミク編 2章6節 早瀬道博さん 2017/07/01
    23:11

     一方オフ会会場。神波はオフ会の参加者との交流を楽しんでいた。同じPをやっている参加者やそれ以外のジャンルの参加者もおり、神波には良い刺激になったようだ。神波の量産型のミクも、他の量産型のミクと楽しそうに話をしている。
     (…あれ?)
     自分の席に戻った神波が何か違和感を感じ、周囲を見回す。目にとまったのはある女性だった。女性から視線を外し、その違和感の理由を考える神波。

  • 幸福とは、 かれはさん 2017/07/06
    08:34

    白い雪が辺りを埋めて
    手も足も動かない静寂が訪れる
    一面の夜空に足音が響き

  • 初音ミクとリンクする世界 初音ミク編 2章5節 早瀬道博さん 2017/06/30
    23:41

     一方、ワンオフのミクたちは家に戻っていた。ドアを開けると自動で玄関に灯りがつく。
     「ただいまー」
     もちろん、雅彦が現在オフ会に参加しており、家にいないのは知ってのことである。六人はキッチンに向かう。コンロには大きな鍋と、やや小さい鍋が置いてあった。部屋に入ると、テーブルの上の空間にテキストのメッセージが表示される。

  • 初音ミクとリンクする世界 初音ミク編 2章4節 早瀬道博さん 2017/06/30
    23:39

     そうやってオフ会は歓談の場となり参加者たちが交流している。当然、雅彦の元にもひっきりなしに参加者が来るが、雅彦自身は場数を踏んでおり、話に応じながらもしっかりと料理などは飲み食いしていた。
     「…安田教授」
     雅彦がウーロン茶を飲んで一息ついていた所に、高野が神波と彼の量産型のミクを伴ってやってきた。

▲TOP