ELSINOLAの投稿作品一覧
-
行こう キミを待つ場所へ
行こう キミの街を抜け出して
行こう 古い物語
行こう 夢のつづき書き出そう
語られ記す印 唄う歌高らかに
声はいま空を越え 冒険のドアを開け
行こう キミの夢を抜け出して
高まれ胸の期待 鼓動いま打ち鳴らし
越えていく空の上 心のトビラ開け
行こう キ...UNIT-3
-
光超えた速さでゆく
どこまでも どこまでも
流星に人が託した
ささやかな願いごと
風に散り 星の海に還る
幾千の時計に刻まれた叫びさえ
響を集めたら きらめきを始める
光超えた速さでゆく
銀色の海の彼方
泣き続ける キミはどこにいる?...CALL
-
ボクのかわいいアノ子は いつもメガネと半ズボン
キラリと光るまなざしに 見つめられると いつもドキドキしちゃうよ
ボクのかわいいアノ子は いつもメガネと半ズボン
チラリとのぞくヒザ小僧 バンソーコーも とてもキュートに見えるよ
ハイソックスもとてもお似合い ポイント高いね
メガネと半ズボン 抱きしめ...メガネと半ズボン
-
途切れた道を捨て分かれ道を
また行きつ戻りつしては立ち止まって
降り注ぐビームや赤い雨を縫って
その場所を探しだすため
破れた地図を読み 袋小路に出て
壁が道を塞ぎ途方に暮れて
理不尽な正義に消えた街を抜けて
その場所を辿り着くため
ああ いつでも空陽気に
ファラララ 口笛も軽く...P53の歌う箱
-
うち捨てられた 無人の 楽園
輝いている 空の 島よ
打ち砕かれた 果ての ない 地平
瞬いている 星の 下で
夜露は 風に 染みこみ
砂の 海に 注ぐ
涙は 土に 染みこみ
人や 街を 育て
ふと問う間もなく 消えてゆく 幻
まだ 温かな 記憶を 囁く...残照
-
這い寄る黄昏
鮮やかな記憶と遠く過去に見たような闇を連れて
数多の方舟
眠りの棺は予期された帰結かと故を問えば
何も言えず思慮の余地無く
詐欺師とピエロの輪舞曲は続く
玻璃の烏 なにを見つめる
在りし日々に帰る止まり木
そっと想う
弔う篝火...百億の愛でられし者
-
見よ 晴れ渡る豊穣の楽園
いま世界樹は万象を支えて
目を閉じたなら 聞こえる囀りは
今日の幸福を称えるカナリア
世界は色鮮やかに
千の模様を描き出す
誰知らずに黒い種を隠して
さあ 鳥よ 声高く奏でて
さあ 舞えよ 風を率いて
さあ 花よ咲き誇れ 優雅に...幻視のカナリア
-
静かに夜が明けて 雪が舞い散る冬の空
南へ向かうヒバリたちが 祈りのようにさえずる声
北の空に浮かぶ雲から響く雷音に
幾万の灯を吹き消すような 嵐が来ると胸が騒ぐ
ああ 誰かがまた悲しませている キミのこと
それでもまた祈りを捧げる 誰の為でもなく
広がる平原に 足跡残すブリザード
「夜は来れり...祈る人
-
Freezing Coffin
遠く聴こえた水音を訪ねては
法の指したる 道の理に阻まれて
凍る音色は 此所まで届かず
向かうべき知を 見失って
爽と広がる 視界には何もなく
ふっと佇む 静けさに仰ぎ見た
鳥の声は 響きさえ無くし
幻の中 何を思う
キミが託した 夢の意味を...Freezing coffin
-
欠けてゆく月 星影消えて
記憶を胸に さまよい歩く
明け方の夢のように温もりを残す人
触れようと求めても 幻と消えていく
蒼覚める夜 胸を焦がして
一夜の恋は ただにべもなく
路地裏に隠された 艶やかに咲いた華
幻と知りながら 貴方を求め
灼き尽くせ月 凛々しく光り
無慈悲な笑みに 狂える心...Cruel~月~ Ver.百合繚乱
-
さあ 帰るとき 夢に幾たびも描いた その場所へ
もう星たちは消える 導きを鳥の声に託し
そう 目を閉じて 闇は傷ついたモノを隠し 癒す
もう眠るとき 夢は儚さを人に教え 諭す
微睡みは扉
花の香を纏い
庭園を写す
水鏡の影
その体を横たえて そっとおやすみなさい
いつまでもそのまま いつまでもそのま...帰る庭