【初音ミク】窓をたたいて【オリジナル】

夜中の光と　街灯と　車と　信号と　雑踏と　空き缶と
のみほした　カラのボトル　眺める　窓を叩く　光回る　思い出す
アスファルト　広告に　信号と　雑踏と　出会わなかったこと
歩道橋　階段で　眺める　窓を叩く　光回る　思い出す　夜は青く
出会う前の日　誰かが死んで　きみはどこかで　窓を叩いて

【初音ミク】葬り火はリボン【オリジナル】

秋雨に溶ける命　月は悲しく　はなひとひら
落ちる雫の染める寂しさ　赤いリボンは風に溶ける
赤く滲むまぶたに星と　リボンはなきがら　あかくひらりと　
葬り火のように

【初音ミク】風の音【オリジナル】

風涼し　ながき日の　朧を残し
薄明かり　遠い日に恋し　あおいネオン　顔にうつし
昨日の夢は　窓にさまよう　しぐれつつ　夢より淡く
懐かしき　空恋し　かぜきららかな

【初音ミク】夏蝉の歌　【オリジナル】

夕焼けの空に　君の記憶をうつろに並べた
街路樹が歌う　見上げた空に君の歌声
枝に絡む言の葉と　残る面影に　泪雨
明かりの中に消えた君と　空の果てに舞う歌声と　かすむ空
揺れる火に白い花を贈ろう　薄れる景色に夏蝉の歌声

【初音ミク】すいがらと思い出に【オリジナル】

街灯の下に過ぎた夜を探す
みつめた吸い殻　汚れた靴に時雨ていく
消えない過去に　無くした恋を探すように
さまよう言葉に　よぎる景色に　しずむ空
繰り返す雑踏にかき消す　思い出の中に

【歌詞】夜風のにおい【オリジナル】

恋の後のようなよるにあるいた
まっすぐ流れる雨つぶをみつめていた
祭りと夜風、におい、くらさ、虫の音、言葉
手を添えた寂しさがきえていくように
忘れていく　景色に　重ねていく

【初音ミク】あおいろに君と【オリジナル】

風吹く青色に君と　灰色のそらに夢を見ていた
騒がしくすぎる　時計の針に
寄り添う君の笑顔に　変わらない日常と
無くしたものをさがす　騒がしい街のなか
過ぎていく日々　埋もれていく　青い風と　君のこと

【初音ミク】花のなまえを【オリジナル】

変わらない日々に　花の名前をさがす
満開になって　すぐ散る花の名を歌う　
つよい風にまうように　なくした別れを探す
散ったはずの　花　ひとひらの名を歌詞に歌う
しきりに雨を待つ　悲しむふりするように