タグ「鏡音レン」のついた投稿作品一覧(12)
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深読み論い 無理が祟って妄り
どう見たら正解か不正解 故に間違い
汲み取るなんて祈り未満 延いては罰当たり
後知恵の鍵を以って指し示す 私の思い通り
あの日 罅割れた杖のよう
幾ら唱えども二合半に満たぬ坩堝
手の痺れが歌となるようだ
韮で満たす腹 形容するなら駄作
何時も三秒前の創造 本能の指し示す...底畝るバイアス
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底畝るバイアス off_vocal
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疚しい 侘しい 至って平常心
笑顔一枚 向こうには闇
愛しい 慈しい 謳って啓蒙し
全てを奪うから
何事も上辺ばっか
粘質な迷彩を剝せば”黒”
失敬な 精神は存在すると
声高に貴方は言う
然れども所詮は人
存外な本能を堰く宛も無い...未必
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未必 off_vocal
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夜 音を片手に独り
歩くのがシックとか
流行りが好きだとか
気にせず生きるには
もう冷たい視線が頬を染めている
お前なんかじゃないと
思わせぶりな歌詞に頭打ちの神風
髪を引かれど僕は僕で叫ぶ
先は見えぬなんて空を仰ぐ
橋の上でまた手紙を書いて...薫り咲いて水面
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薫り咲いて水面 off_vocal
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肩で風を切って 雲を追い駆けて
思い出したんだ 口を噤んだのは
扉の閉まった地下鉄の中 水飛沫
忘れられないのは夏の所為かもね
なんてね。
甘い曹達 飲み干してさあお終い
届きはしないんだと まだ後ろを
向いていたままの散った淡い想だ
夜空に咲いた花はもう見えないな
ほら過去なんて遠く瀬の向こうへ...Bubbles
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Bubbles off_vocal
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砂に雨の降る街で 些か渇いた
咽喉を潤した 拾肆の夏
もう明日には忘れてる?
全て融けて月は黒くなっていく
鞄の中詰めた僕の直向きな声が
ハロー、と木霊した余韻が未だ
ずっとゆらゆらりと搖れている
永久の果てにさえ 気付かずに
何千回 繰り返したって
正解なんて何処にもない...エヴェリ
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エヴェリ/鏡音レン
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俯き観た映画を付けては
あなたがただ蟠るだけだ
溜まり始めた 空の缶を
捨てて終わりにしようか
退屈な不幸せよ 日々よ
あなたと過ごした時間は
白昼夢で 昨驟雨の様で
淡く霞んで見えるネオン
脆く儚く堕ていくメロウ
グラス一杯を呑み干して...ブルームーン
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ブルームーン off_vocal