榎本彩音さん

榎本彩音さん

NAZUNA_096

初めまして
榎本彩音からENeになりました
絵を描く事が好きです。
初音ちゃん大好きマンなので仲良くしてください。
レンくんリンちゃんと同じ誕生日の人です。ニヤニヤしました。

ボカロを作る皆様本当に尊敬します。
いつもありがとう。

Twitterでもイラスト乗せたりしてます。
ご依頼受け付けてます。

初心者ですがよろしくお願いします。
Twitter@enekunn_02
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イチオシ作品

明日を迎えることは出来ないから。

それは突然のこと。 誰も想像だなんてつかなかった。 明日地球が終わってしまうだなんて。 悲しくも寂しくもない。 僕はなんとも思わなかった。 ただ。 いつもと同じように静かに窓の外を見るだけだった。 次の日の朝 クラスに行けば彼女だけがそこに居た。 クラスメイトは突然やって来た最期に悲しんで会えなくなってしまう日々を思い家族と過ごすのだろ。 けど 僕と彼女だけを切り取った風景は何一つ変わらなかった。 日の当たる場所席で眠る彼女とつまらなさそうに窓を見る僕と。 明日世界が終わるのに。 「今更特別な事をやってどんな意味があるんだろう。」 小さい会話は僕達にだけしか聞こえなかった。 世界の最期が来るのに僕らは何一つとして 動揺しなかった。 「今までありがとう」とか 「今までごめんね」とか 最期だから。 普段から感謝して もっと前から謝れば良かったのに。 最期だからって。 僕には分からなかった。 「私はね。最期だったとしても 君と居られるならそれだけでいい。」 「僕も。今更ありがとうだとか。遅いから。 もう少しで僕らは死んじゃうんだから。」 僕らの言葉は 不安を載せて空へ溶けた。 君と過ごす最期の時間。 『また いつもと同じ通りの明日を過ごしたい』 あぁ、本当は明日もそんな事を望んでいたんだ 僕は。 「ねぇ。」 「何?」 「明日も ここで会おう。」 「……そうだね。」 迎えられない明日の約束をした。 君と過ごす明日も。 君が日に当たって眠る明日も 僕がつまらなそうに窓の外を見る明日も。 もう無いって分かってたんだ。 明日を迎えられないって分かってても。 やっぱり『また明日』って言いたくなる。 明日世界は消えちゃうけど。 もしも明日を迎えられたら。 世界が終わらなかったら。 いつも通り本を読んで 寝てご飯を食べて 僕らにはどんな世界が待ってたのかな。 「でも。最後の最期まで。私は私らしく生きていくから。」 「じゃあ。僕も。最後の最期まで君と一緒に普通に生きるよ。」 最期は君と迎えよう。 誰も知らない明後日を知りたかった。 でもそれは出来ないから。 だから。 僕達は明日を全力で生きるんだ。 次の日の朝外は昨日とは違う景色だった。 すでに古い建物が並ぶ場所は 何も無い荒野になっていて。 瓦礫も全部空に吸い寄せられていた。 誰も外になんて出ない。 そんな日だけど 今日は僕らの登校日。 クラスはがらんとしてて やっぱり誰も居なかった。 二人っきりの世界は広くて儚かった。 「やっぱり明日ってないんだね。」 「そうだね。」 「でも私は」 「でも僕は」 「幸せ。」 「幸せだよ。」 『出会えて本当に良かった。』 最期の涙を流した時。 目の前が真っ暗になった。 さよなら世界。 さよなら明日。

明日を迎えたい。

僕はそう思ってしまった。
投稿日時 : 2019/06/28 17:04
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