ねぇ 君は 覚えているかな
星を はじめて 見つけた夜
遠いきらめき 憧れ抱いた

【A】
どうにも暑い日々に　浮き立つ蜃気楼の様
寂しさ　愛しさを　詰め込んだ夜の後

窓辺に並べた　華無きサボテン　木漏れ日梳かして今日も綺麗
あなたが目を遣った　一つを上手に育てて守りたい
どんなに小っちゃくて　どんなに透明に隠した傷さえ　膨らんでいく

悲しみが
おしよせては
かえす

悲しみが
おしよせては
かえす

夜の淵に立たされながら
静けさの闇に目を閉じる
せめて短い夢の中では

悠久の旅人 - 砂に刻む誓い -
発つ風　砂塵を巻いて
刹那の景色を描き出す

イントロ
A)
色鮮やかに煌めく

ぬるい手が離れて、五時半　君を後に部屋を出たんだ
曇りガラスの向こう側で　ひとり君が泣いてる
まだ　聞かせてくれないんでしょうか

光る　青い空へ
ふわり　淡雪のような花が泳いで
思い出すのは　ただ一人の面影

Pilgrim～歩けども歩けども～
閉ざした記憶の門
絡み芽吹くヘデラ

それでも触れた指は寂しさを逃して　その続きを持て余した
かきむしれば痛むだけ
無邪気にいつか建てた旗の下まで帰ってきて

【S0】
Shooting Star
きっといつか出会う

★部分が改変したところです。（運命＝さだめ）
　ah　咲き誇る裏切りの黒薔薇
　柵も迷いさえ　茨棘で切り裂く

蒼い月光が　冷たく照らした荒野に
ひそやかに息づく　　深く傷を負った白き遺跡
花を捧ぐなら 白い花束を

いつかきっと夜は明けると噂を流して
悲しませる時計
ねじを巻いて動きますように　願って見つめていたのに

雨滴（あまだれ）藍を歌う
窓辺に続く海
声なく想う君は

お日様　顔を出せば　また始まるの　一日
のんびり夢の中のマスターってば　時間だわ
まるい肉球が　毎朝の目覚ましね

冷たく続く　天つ彼方　　　
決して　届かないと知りながら
伸ばした指に　雪が落ちる

そりゃあ僕も休んでばかりじゃない、なんて
言い訳は選り取り見取りで　今日も寝る時間だ
夢を掴もうと　選んだはずの現状さ

淡い粉雪が清らかに降り積もり
細い三日月は梢に留まる
母に抱かれる　生まれたての命

鳥籠の中　僕は夢をみた
閉じ込められた夢語り
羽を伸ばした

《VY1》不思議な森の中　迷い込む
《VY2》不思議な森の中　迷い込む
《VY1》月明かりに　照らされて

思うほどの　大人にはならなくて
気がつけば、ばかり積み重ね
髪を撫でる　かさついた掌に

悠久の　時を往く
銀河をたゆとう　蒼き宝石よ
玉響を繋いで奏で　

【Ａ】
ざわめく森の中　立ち止まって見上げると
孤独と不安が　木の葉にのって落ちてくる

私はまた渇いていく
大切にしてた愛想
今は何処(いずこ)へ

薄紅桜　咲く杜（もり）が　霞を纏い揺れている
西の地平へ夜は去り　白き睡蓮　微睡んでいる
もしも　この姿　目に映るなら振り向いて

雫の音は　優しいLullaby　
いま溢れだすのは真実の　
　涙に映り込んだBrilliant

溢れる雨　指先に滲む
窓開いて一人うつ伏した　ガラスを伝い落ちる雫眺めて
ただ涙をごまかすためなら　一粒でいいのに雨は止まない

指先から　こぼれるアムリタ
まだ　道は続いているのでしょう
あなたの瞳を灼いた強い閃光（ひかり）

『ties memories』
A
穏やかな　空気に

【追憶　～Lamentaciones～】
00:11
ah　歴史が紡がない

もう充分だったはずの　僕ら繋ぐレールは
鼈甲飴みたいに　甘く溶けていった
「幸せの形」だとか　「君が見てる空」とか