虚無な世界　佇む僕は
灯らせ方も分からないまま
虚しさだけ抱えていた

A1
♥️気がつけば剣を お互いに
交え別々の道歩く

すれ違い続く時の中
広がる波紋消えなくて
不意に口をつく言葉の数々

5 5 4聞かせたい この言葉 あなたに
5 4 2拭わせて 心の 傷
5 4 本当は 弱いの

A
偽りの言葉　偽りの愛
優しい笑顔の裏側（うら）で

ガラスじみたアベニュー
溶け込むように
甘い雨になって

A
君に 会って 私
変わったんだ

きっと明日は　君との距離
もっと近く　近くなれるはず
もしも明日も　君がそこに　いるとしたら

理科室の顕微鏡　タマネギばかり見てる
それよりもっと　素敵なモノ見せてよ
スマホ開いても　未来は開けないわ

A
麦わら帽子の下で 空を見上げると
小さな雨がひとつ 僕の肩に落ちてきた

A
今すぐに ねえ今すぐに
嘘をつく僕の口をそっと塞いでよ

A
壊れない 宝物を
探し 探し続けていた

A
まだ春は遠い 冷えた空の下
どこにも行けない私がいる

A
悴む指には 息を吹きかけて
光る雪の 優しい熱