ブックマークした作品
-
窓一枚隔てて、僕の世界はここで終わる。
六畳ほどの空間が、僕の世界。
毎日届けてくれるお母さんの料理が、僕の外界との接点だ。
……このままじゃいけないことは分かったいる。
でも、外が怖い。
その恐怖は、得体の知れないモノで出来ていて、僕はその恐怖に打ち勝てないでいた。
僕は窓から離れて...初音ミク その2
ゆきねぎ
-
「マスター! マスター元気出して!」
画面越しに、マスターがうなだれているのが見える。
彼の検索を見ると、来週修学旅行みたい。
でも、彼には修学旅行にいい思い出がないらしく……。
どうしても元気付けてあげたい! 一人じゃないことを教えてあげたい!
お願い! 私に力を……。
わたしは透明な...初音ミク その1
ゆきねぎ