■『ネガティブカラー』　　歌詞＆解説




□歌詞

　真っ赤な花を　千切って捨てる
　暗く道筋　波紋広がる
　壊れたラジオ　意味不明　音
　狂った喧騒　時、止まっている
　
　欠けた歯車　ぽとりと落ちて
　加速度増した　時計が進む
　そびえ立つ塔　がらがら崩れ
　砂山一つ　風に吹かれる

　動きはじめてる　そんな空想
　後悔はじめてる　そんな無情
　
　ああ　僕は　見えるものだけ見て
　ああ　僕は　見えないものを求めた
　
　

　
　真っ青　空は　雲に覆われ
　暗く天井　見上げて泣いた
　響く足音　深く酩酊
　止まる喧騒　時、動き出した
　

　
　見える全てが　ネガティブカラー
　目蓋閉じても　逃げられない
　触れる全てが　ネガティブカラー
　繰り返す日々　逃げ出したい


　
　止まり続けてる　そんな現状
　動きはじめたい　そんな焦燥
　
　ああ　僕は　見えるものだけ見て
　ああ　僕は　見えないものを求め
　
　ああ　僕は　理想だけ見続け
　ああ　僕の　世界　色が褪せてく







□解説

　▽概要
　　・曲名：ネガティブカラー
　　・作曲：蓮根、作詞：蓮根
　　・動画投稿：2009/06/11 20:34:13

　▽パート
　　・ボーカル：鏡音リン
　　・ギター：蓮根
　　・ベース：打ち込み（Synth1）
　　・ドラム：打ち込み
（メイン：DR-Fusion 2
　　　タム、クラッシュ：Independence Free）

　▽色々
　　・四つ打ちっていいですよね。なにがいいって…………いいですよね。
　　・ギターの録音のときに、A/I外のマイクプリを使いました。アナログ感（笑）出てるかな？


　　・歌詞は、「この世界には、気づかないかもしれないけど、素適なものがいっぱいあるんだよ」っていうことをテーマに、
　　　「世界を『つまらないもの』と決め付け、そんな世界に生きるならと飛び降り自殺した主人公の、本当の心境」をイメージして書いたつもりです。不謹慎……。