《вреатои вреатор》

a
セカイが最初に生まれた日から
 少しだけの時間が経ったあるときに
b
神様は言いました
 竜はとっても竜らしく
 獅子はずいぶん獅子らしく
よくできている、よくできている、と満足げ

a
車が最初に走り出したころ
 ほんのちょっと昔のことを思い出し
b
神様は言いました
 馬はとっても馬らしく 
 牛はずいぶん牛らしく
よくできている、よくできている、と満足そう

a
電話が最初に掛かったお昼に
 お目めこすりあくびしながら涙目で
b
神様は言いました
 猫はとっても猫らしく
 犬はずいぶん犬らしく
よくできている、よくできている、と満足そう

a
セカイが最初に生まれた日から
 遠く遠く時間が経ったあるときの

c
竜がいなくなったそのセカイ 《драгои ис снбол оё》
 それは仕方がないことだけど 《ыиве анд син》
神様はちょっとだけ落ち込みました


a'
それからずーっと時間がたったあるときに

b”
神様はつぶやいた
 人が、人だけがなぜか 人間らしさを失った
竜が、竜たちが消えたあの日と 比べようがないほどに
 哀しいのはなぜだろう?

神様はつぶやいた 寂しげにつぶやいた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【鏡音リン】きみたちへのひとりごと

作曲:電子雨氏
http://piapro.jp/TransistorRain

閲覧数:164

投稿日:2011/03/05 15:56:53

文字数:534文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました