今夜もまた日が暮れて
宴の音が聴こえだす
灯す火の粉に囲まれて
夜明けまで歌おう
可憐な衣 身に纏い
君は笑って舞い踊る
明るく澄んだ歌声に
僕は惹かれていた
目の前 過ぎるたび
不自然な動きで
手を振ってみるけど
何も言えないままだった
他の誰かなんかじゃなく
君しか見えないほど
きっと想い寄せてた
恋に落ちるぐらい
気付かない振りしていても
勘付かれるみたいで
隠しきれない気持ち
いつか届けたいと
刻み続ける時のように
募りに募るこの想い
僕の頭に居座って
胸を締め付けるよ
こんなに好きだとわかってて
どうして言葉にならないの
もどかしいままこの夜も
宴が始まった
いつもより綺麗に
見える気がしたのは
三日月の欠片が
君を輝かせるから
夜空の星に照らされて
愛を唄う姿に
息が詰まる思いで
見つめていたいんだ
溢れるだけの愛しさに
終止符を打つのだと
決めた僕の誓いは
愛し続けること
踊る君を呼び止め
手を差し伸べながら
「君を愛しています
とてもとても、永久に」
逆に引き寄せられた手に
君の温もり触れて
泣きながらしっかりと
抱きしめあっていた
やっとわかりあえたことが
嬉しくてそれだけで
これからの未来の道
二人で歩けるよう
こんやもまたひがくれて
うたげのねがきこえだす
ともすひのこにかこまれて
よあけまでうたおう
かれんなころもみにまとい
きみはわらってまいおどる
あかるくすんだうたごえに
ぼくはひかれていた
めのまえすぎるたび
ふしぜんなうごきで
てをふってみるけど
なにもいえないままだった
ほかのだれかなんかじゃなく
きみしかみえないほど
きっとおもいよせてた
こいにおちるぐらい
きづないふりしていても
かんづかれるみたいで
かくしきれないきもち
いつかとどけたいと
きざみつづけるときのように
つのりにつのるこのおもい
ぼくのあたまにいすわって
むねをしめつけるよ
こんなにすきだとわかってて
どうしてことばにならないの
もどかしいままこのよるも
うたげがはじまった
いつもよりきれいに
みえるきがしたのは
みかづきのかけらが
きみをかがやかせるから
よぞらのほしにてらされて
あいをうたうすがたに
いきがつまるおもいで
みつめていたいんだ
あふれるだけのいとしさに
しゅうしふをうつのだと
きめたぼくのちかいは
あいしつづけること
おどるきみをよびとめ
てをさしのべながら
きみをあしいています
とてもとても とわに
ぎゃくにひきよせられたてに
きみのぬくもりふれて
なきながらしっかりと
だきしめあっていた
やっとわかりあえたことが
うれしくてそれだけで
これからのさきのみち
ふたりであるけるよう
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