遠く遠く暗い夜空に　　花火が一輪咲いて散った

純白の部屋に囚われた　　私の壊れかけの心臓　
君の左手を握ったまま　　静かに身を委ねた

私に残された時間は　　後どれくらいあるのかな
『あと何回花火を見れるかな・・・』

遠く遠く暗い夜空を　　花火の大輪が彩って
呟いた私の言葉は　　震える空気にかき消された


運命の鎖に縛られた　　私に近づいてくる終焉
君と過ごした日々大切な　　思い出が溢れだす

呼吸困難とか発作　　痛い注射も慣れたけど
逢えなくなる辛さは耐えれない

遠く遠く暗い夜空で　　花火が咲いては儚く散る
音が響く私の頬を　　涙が一筋伝い落ちた


ごめんね大好きだよありがとう　　言葉じゃ伝えきれないけれど
君と出会い重ねた時間に　　一つも後悔はなかったよ

遠く遠く暗い夜空で　　花火が一輪咲いて散った
沈む意識別れのくちづけ　　花火の音ももう聞こえない



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以下詳細（-は音が伸びるところ、・はメロ内で音が↑ってなる部分）



とおく とおく くらいよ-ぞ-らに はなび-がいち-りん さいてちっ-た

　　　　　　　 ・
じゅ-んぱ-くのへやにとら-われた わたしの こわれ-かけの し-ん-ぞう
き-みのひ-だりてをにぎ-ったまま しずかに みをゆ-だ-ねた

わたしにのこされた じかんは あとどれくらい あ-るの-かな
『あとな-ん-かい はなび-を みれ-る-かな』

とおく とおく くらいよ-ぞ-らを はなび-のたいりんが　いろどっ-て
つぶや-いたわ-たしのこ-と-ばは ふるえ-るくう-きに かきけされた

　　　　　　　 ・
う-んめ-いのくさりにしば-られた わたしに ちかず-いてくる しゅうえん
き-みとすごした-ひびたい-せつなおもいで-が あふ-れ-だす

こきゅうこんなんと--かほっ-さ いたいちゅうしゃも な-れた-けど
あえな-く-なる つらさ-は たえ-れ-ない

とおく とおく くらいよ-ぞ-らで はなび-がさい-ては はかなくちる
おとが ひびく わたしの-ほ-おを なみだ-がひと-すじ つたいお-ちた

ごめん-ねだい-すきだよありがと(う) ことば-じゃつた-えきれ ないけれど
きみと であい かさねたじかんに ひとつ-もこう-かいは なかったよ

とおく とおく くらいよ-ぞ-らで はなび-がいち-りん さいてちっ-た
しずむ いしき わかれのくちづけ はなび-のおと-も もうきこえ-ない