憎悪の中のナンセンス
夢を見た気がしました
癖が強い夜中です
逃げた渇きを求めて
死んだ空へ涙飛ばす
夢を見た気がしていた
くせに弱い僕の中
冷えた喘ぎのエレジー
痛む髪、触ってみます
僕は憂いにまで、
縋る思いで泣きました
飽いて殺しました
飽いて死にました
ねえ、その手先は何処まで
文字を連ね続けるだろう
はじめましてを貴方に
捧げてお別れしよう
決まり文句に酔ったら
廻る指先のオアシス
僕は憂いてまで
愛の意味を知りたかった
掻いて落としました
掻いて逝きました
ねえ、そのハートはいつまで
妄想を垂れ流すだろう
電池切れの恋なんて
誰が目に留めるでしょう
灰だらけの水溜まり
踏み荒らした午前3時
電池式の命なら
今すぐ捨ててほしくて
剥いだ皮の裏側に
嘲りました、白昼夢
僕は憂い、傍で
雨の意思を悟りました
裂いて遊びました
裂いて切りました
ねえ、その笑顔はどうして
僕の嫌いを愛してるの