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千代に八千代に恋唄を

千代に八千代に恋唄を

A)およそ世間にせつないもの
惚れたの三字に義理の二字
あなたを想いて眠る夜
つれない夢 見せられ
疼く身体かき抱き
項垂れ見つめるその先は
桜吹雪にも劣らない
あたしだけのお人

S)行ったり来たりの日本橋
夏の隅田川 恋花火
たまや かぎや 飛び交う声に
屋台の熱気が混ざりこむ
言えぬ想い懐隠し
「それ、ひとつくださいな」

A)恋に焦がれて鳴く蝉より
鳴かぬ蛍がその身を焦がす
道行く姿を視線で追い
耽って溺れて 慕い
無い袖を振ってみて
出てくるものなどなにもない
それでもひとつ負けないもの
あたしだけの想い

S)寄せては返して恋心
秋の空よりも一途です
月の 中で 踊る兎に
あなたを見たような気がした
言えぬ想いここぞとばかり
「あたしを見てくださいな」

C)役目終え紅葉、銀杏
そしてお江戸には冬が
くるりと巡る季節に
想い 馳せたら

B)あなたの気持ちもここ?
出された簪 鼈甲の
くるりと回る風車
「あたし 今 幸せ」

S)行ったり来たりの日本橋
江戸に珍しく 雪が降る
白い 息の ふたりの横を 
はしゃぐ子どもらが駆け抜ける
傘を かしげ 差し出す人は
あたしだけの あなたで

S)青空流れる白い雲
桜が舞い散る春が来て
あたしは角隠し姿で
盃交わして神様と
あなたへ誓いを立てました
「ずっとお慕い続けます」

ひとつ、季節が巡ったら
ふたり、永遠を誓い合う
みたび、はないと紡ぐ唄
よっつ、繋げて捧げます



ホーキーさんにとても素敵な曲をつけていただきました!
https://piapro.jp/t/-5lZ

投稿日時 : 2021/09/17 15:02    投稿者 :須見アラン=ちざきいむ

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