歌詞設定作品

A)この手結び合って 互いを愛すると誓い
信じ 情事 重ね 気付いてしまった現実目を背けた
B)擦れる素肌と素肌との間に
感じるはずのモノは冷たいまま
瞳は空を突き抜けて
絵空縁なぞった
S)愛す貴方に贈りましょう
見返り等要らないでしょう?
有償の乞いではない 無償の愛だけを
相思相愛“合”の花...

Gift for you

遠月 詩葉

遠月 詩葉

晴れて採用頂きました。ありがとうございます…!

ストーリー:主人公の女性は男性と恋に落ち、恋仲になる。愛を誓い合い、相思相愛の関係…そう信じていたが、ある時相手の男性は本当は自分を愛していないと気付いてしまう。最初は気付かないふりをして、見返りなどはいらない、自分が彼を愛していればそれで良いと思い込んだ。しかし一方で自分を愛してほしいという願望が心にあった。

やがて時を経る毎に二人の関係はズレ始め、隣にいるのに彼は自分を見てくれない。自分は本当の彼(現実)を見ようとしない。これ以上は限界だと心が悲鳴をあげた。
息が出来ない程に苦しい今の場所から逃れようともがくが、その先に見えるのは彼が自分を愛しているという理想が歪み現実が見え隠れする光景。そして女性は決別する為に最期のギフト(=毒)を贈る。
無慈悲にそれを彼に含ませ、自身の欺瞞に溢れた感情を押し付ける。彼は死に至り、女性は彼の回りにいっぱいの彼岸花を咲かせた。