♡POWDER SNOW
君の声が 耳を揺らす
弾む息と 赤くなった鼻
寝ぼけ眼 擦りながら
12月の 君は笑ってる
少しずつ大人になる
季節だけ過ぎて
きらめいた 粉雪が
頬を掠める
眩しすぎる太陽 一瞬で消えた
君のことが 頭を巡る
パウダースノウみたいな恋をしてた
冬に溶けて
寂しそうに 君が歌う
別れの日が 近づいていたよ
少しだけ背伸びをして
大人ぶってみても
ゆらめいた マフラーの
裾が解けて
はにかんだ横顔が 永遠のようで
君のことを 考えるたび
パウダースノウみたいに消えてしまう
触れられずに
きらめいた 粉雪が
君を掠める
眩しすぎる笑顔の 温度で溶けてく
冬が終わる 前に言わなきゃ
パウダースノウみたいな恋をしてる
君が好きだ