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解熱・改稿ver.

突然、泣き出した空が
黒く死んでしまう頃には
僕は見れなくなってしまう、
君の火照ったような赤を!
夏花 割れていく

イヤホンを外せば 体を劈く蝉時雨が
空に消えていくようで悲しくなったよ

午後二時の陽炎 手を引くような熱気と
僕ら 砂漠の中 歩いてきたんだよ

振り切れた湿度計
歩けない僕と同じ
この季節はずっと ずっとここにいた

突然 泣き出した空が
黒く死んでしまう頃には
僕は見れなくなってしまう
君の火照ったような赤を!
夏花 割れていく

鳳仙花 飾る日の暮れは
そうだった こんな暑さだった

小銭を落とした 意味もないような独り言が
ぐにゃり アスファルトの上で横たわっていた

コップを伝う結露が
出て行こうとする僕を立ち止まらせた
じっと じっと見ていたのは

静かに 泣き出した君が
実は隠していた何か
僕は気づけないままに
立ち尽くして 君を見ていた
虚空に 落ちていく

後悔の藍を愛せない
僕は 空を歩いていればいい

何でもないような朝だけ
さっと燃していってくれるなら

嘘でもいいような言葉だけ
そっと置いていけばいいから

死にはしないような病熱も
きっと籠らせるままだから

突然泣き出した空が
黒く死んでしまう頃には
僕は見れなくなってしまう!
君の横顔を見つめている
『さようなら』

静かに泣き出した君の
赤が崩れていく向こう
僕は 手を伸ばそうとして
腕に纏う熱も忘れていく

鳳仙花 飾る日の暮れは
そうだった こんな暑さだった

何でもないような朝だけ
さっと燃していってくれるなら

死にはしないような病熱も
きっと籠らせるままだから

嘘でもいいような言葉さえ
言わず消えてしまった君だから

魘されるばかりの僕だから

shishimashiさんの楽曲用に書き換えたものです。

投稿日時 : 2018/09/18 22:51    投稿者 :TUCCA

作詞 TUCCA
作曲 shishimashi

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