Intention
風が吹きすさぶ 砂漠の真ん中
左右なんて関係ないのに
どこにいけば 水があるのかなんて
今のボクには 分からないのに
刻一刻と乾くからだも
潤いを欲する喉でさえ
何もないこの砂漠で叫ぶ
まだ夢を見ているボクを罵る
今この瞬間でも 無駄になどできない
だから
喉が指が渇ききる前に
水を求めて彷徨え 右がダメなら左
だから
ほら歩いて行け 水を求め
オアシスの場所は 分かりっこないさ
そのかすんだ目では見えないさ
求める方へ進もう なんてのは
無理な話でしょ? だからね、ほら
諦めずに行けばいいだろう
目的地へはいつかつけると
ふっきれて、諦めて
全てを正面から受け止めて――笑えよ
限界なんてないから 壁に見えるものは
きっと
諦めて泣いている自分だ
足跡のないところへ 行ったり来たりしよう
だって
ボクの人生だから ――ほらね
走る必要はないさ ゆっくり確実に
歩け
歩き続けられるのはきっと
ボクの強さの証拠さ 誰も認めなくても
それは
ボクが良く知っている ――でしょう?
決意したのなら 折れないさ
それがボクだから ――ね?