歌詞・カードジャケット作品

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君の朝に起きれば

オトナシック

オトナシック

詞:手動アトランティス大陸

すっぱいブドウを堂々と味わって
こういうのもアリかなんて

嘘であってもよかったんだ
いやまあ嘘ではないけど

「失敗は最高の糧ですし」なんて
説教を何度されたって

痛いのなんか絶対ヤだ!
そこにどんな意味があっても


「もういいからそれでやめちゃえば」って?
そういうのだって悪くないね

嘘なんかじゃなかったんだ
ただ本当でもないけど

いったいどこから辿って
どんなところへ向かえばいいか

全部わかっちゃうのがヤだった
それがどんなに素晴らしくてもヤだった


寝ても覚めても
夢の中だった

ここは一人でさみしいな

夢の中だった

いつか起きたら
誰かの手を握ってるって


思ってしまったの
「きっとそうだ」って
冷える夜に全てを変える目覚ましよ、鳴って!

でも頬をつねったら眠れなくなって
夢の今日が明日なくなるのも
かなしいかもって、ちょっと思った


夢の中の夢の君から
夢の外のいない君へと告げる


もうムリ! ここが限界!
そうではないなら余計につらい

嘘なんかじゃなかった
ただ本当だとはもっと言えない

いったいなにを悔しんで
なにを羨んだらいいかとか

わかっちゃうのはヤだった
それがどんなに正しそうでもヤだった


寝ても覚めても
同じ今日だった

ここは一人でさみしいな

夢の中なんだ

いつか起きたら
誰かが隣にいるって


願っていたんだよ
だけど今日だって
冷える朝にいつもと同じ目覚ましが鳴った

ただ頬をつねったらなんかおかしくて
夢の今日がこれでなくなるのは悔しいようなって

思ってしまってる
「それが今日だ!」って
いない君の全てを変える目覚ましが止んで

顔を洗ったら外が眩しくて
こんな今日が消えてなくなるのは
たぶんないだろうって、ちょっと思った


まあ、それもアリかなあ

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