歌詞設定作品

高鳴りあう 鼓動の音(ね)を
包む夕暮れ
星は遠く 手招いてる
妖精のくに
銀細工の園に咲いた
禁忌の薔薇を
棘も厭わず飲みほした
新月のよる
街角は重なるふたつの手を
覆い隠して目を伏せた...

荊道より愛をこめて(作曲:photaena様)

雪凪

雪凪

7/22追記
使って頂きました。ありがたやありがたや

photaena様への応募作品
https://piapro.jp/t/-jbA

とても綺麗な曲でモリモリ想像が浮かんだのでストーリーを練ってから作った詞です

妖精の少女が恋をして、人間になれる禁忌の薔薇が喉を枯らし命を蝕んでいく呪いの花だということを知っていて飲みこみ、少年へ会いにゆくという内容です

御伽噺のような美しい雰囲気を感じたので、ファンタジー色強めに作りました
イントロから既にズギュンときましたが、特に3:00〜の間奏がとても想像を掻き立てられました。踊るようなピアノの旋律がどこかこちらを突き放すような感じがしたので、少女視点ではあれど一歩引いた目線に立って「自分が掟を破り正しくない道を歩んでいることなど百も承知だけれど、そんな自分を誇りに思うしどんなに傷ついたって構わない」と強い思いで遠くへゆく少女を見送るような距離感を意識しました

とにかく綺麗なメロディが心地よくて、ひたすら楽しく作りました