【鏡音レンappend】No.0のリグレット【オリジナル】
"僕"が"僕"であるために創られた物語
『あの日に戻りたい』などと愚かにも願って
朱く空が染まるころに 黒い【ノート】机の上
キミに告げる言葉探し 今日も書き記す
【文字】（かたち）と【声】（音）電子に乗せ
遠く繋がる僕ら二人
【声】（音）聞くたびに「キミが好き」と
告げてたその僕が……
"僕"が"僕"であるために綴られた物語
『キミとはもう居たくない』と愚かにも願って
優しいキミに何も告げず 冷たく突き放し
独りで逃げ出した まだ気づくことない【愚者】（愚か者）
空が赤く染まろうとも 黒い【ノート】を開いても
キミとの距離を置くように 今日も逃げ続け
幾年時が過ぎさって 少しだけは大人になった
ふとした時に思い出す 相手はいつもキミ
"僕"が"僕"であるために創られた物語
『あの日に戻りたい』などと愚かにも願って
優しいキミが今も僕を捕らえて離さない
時間は戻らない 失くして気がついた【愚者】（愚か者）
【文字】（かたち）と【声】（音）キミの元へ
電子で届ける遠くまで
【NO.0】のリグレット
告げよう また、キミに……
"僕"が"僕"であるために創られる物語
今もこれからも全部が"僕"を作る"モノ"
【NO.0】の僕は紡ぐ 前に進むために
遅すぎたとしても 叶うことなくても『キミが好き』
