七夜月の少女(off voice) > 作品つながり

ニコニコ動画7作目投稿作品『七夜月の少女』のoff voiceです。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm18218112

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流る 流る 彩ずる時を
ただ ただ 飛ばず鳴かずと
花は 淡く 暮れど世に経(ふ)る
枯れることも忘れ

かげり寂し道の辺(みちのべ)
月は明かりを何時からなびく髪を照らした
僕は君の手を取り
囃(はや)し賑わいへと駆け出す
「ねぇ、君の声をきかせてよ」
袖を揺らし吹き抜ける言葉
「あなたがほしい」

声に紛れて乱れ咲いた不知火(しらぬい)
巳(み)の時を過ぐ命を束ねて
夢の調べも冴(さ)ゆる蒼に焦がれる
七夜月の戯(たわぶ)れ

祭囃子(まつりばやし)が猛り
神楽笛(かぐらぶえ)の音と君の無邪気な声が弾む
夢を結ぶような時
儚く色褪せては解けてく
時が満ちて「もう帰らなくちゃ」と
沈む闇へと誘う君の影
「鬼の国へ」

花は無情にも枯れることを忘れ
鳥達は世を忍び川へ沈む
急いては已(や)めて戸惑う風は泣いて
七夜月が来たる

「ここでお別れ」
君を知らないまま
やがてゆおびかな日々が目を覚ます

声に紛れて乱れ咲いた不知火(しらぬい)
巳(み)の時を過ぐ命を束ねて
夢の調べも冴(さ)ゆる蒼に焦がれる
幼い手の君も
花は無情にも鮮やかさを背負い
鳥達はまた高さを競わされ
急いては已(や)める自由な風も消えて
七夜月が醒める

投稿日時 : 2012/06/29 21:18    投稿者 :かんぱねって

かんぱねってと申します。いたずら好きな鬼の子のお話です。ボマス21で頒布される「色彩音楽イロドリティ」(sm1...

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