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その他
オンガク
真っ白なキャンバスに 色をのせるように 私たちは歩き出す 翡翠色の彼方に 紅い華をそえて 目に映るものすべてが 色鮮やかで 両手いっぱいに抱え込んだ 小さな私を 今の私が 哀れむように睨む 一筋の涙をつたわせて 真っ白なキャンバスに 色をのせてくごとに 大切なものを 置き去りにして セピアに染まって...
ヒガノボルカナタ
姫守 流騎
人の歩みはまるで白の世界に絵を描いていくよう 過ぎ去って行く日にちは、だんだんと色あせて、消えて行ってしまう それでもそんな日々が積み重なって今ができている 構成素材がなくなってしまっても、決してなくならない今が―――ある
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