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あきつげ

壱里

壱里

ふと感じる、秋の訪れ。
KAITOオリジナル曲です。一部KAIKO(女性化KAITO)歌唱もあるので苦手な方はご注意ください。
 
ニコニコ動画にも投稿しています。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15623239
 
 
歌詞


山々は仄かに彩づいて
秋告げし百舌の唄が
吹き揺れる風に流されて
今宵の宴に向かう
 
大地の実りを唯ひたすらに
祝い、祭り、捧ぐ
さぁさ、雨の神、さぁさ、地の神を
奉りて歌い踊れ

祭囃子の笛の音が
また一つ年を越えられた事
教えてくれました

空の名を記しておくれ
いつかみた暁をもう一度
小さな瞼の裏に
蘇らせてみせよう


さらさら囁く稲穂海
凛と咲く 女郎花(おみなえし)
涼やかな風が運ぶ
数々の虫の声

祭りの余韻も薄れた
故里を歩き行く
さぁさ、吾の名を さぁさ、呼んどくれ
望んだ風景(けしき)を描こうぞ
 
優しい約束 変わらぬ軛
……そう、分かってるから
泣かないから あともう少しだけ
 
空の名を語っておくれ
あの日見た夕焼けをそのままに
迷わず辿りつけるように
其の手をひいて

空の名を探しておくれ
未だ見ぬ色を溶かし飲み込んで
「さみしさもかなしみもすべて
くだいてしまえ」
 
空の名を叫んでおくれ
きっとすぐに通り過ぎるけれど
褪せても枯れても
廻り謳え あきつげを