有月 仮字さん

本業趣味の小説の掘り下げで物語っぽい曲作り。

高飛車なピエロⅡ > 作品つながり

高飛車なピエロⅡ

高飛車な道化師の 高飛車なあの笑顔
高飛車なそのピエロ まだ何も知らず笑う
(高飛車なそのピエロ 何も知らずに笑う)

君のことを見つめて 屈辱を自嘲う(あざわらう)
(私のことを見つめて 街中の笑い者に)
僕が笑われることで 誰か癒せるなら
(人に笑われることで 生きる意味を知る)

馬鹿にされて構わない そのため僕はいた
(見返りに求めるは 本当の笑顔だけ)
僕が笑わせたかったのは 君のためでさ僕のため
(彼が笑わせたかったのは 世にも可愛い姫(ぼく)のため)
世にも悲しい愉快な道化 巡る夢の彼方へと
(世にも楽しい愉快な君は 巡る夢の彼方まで)

高飛車な道化師の 真っ当な恋の歌
歪まれた性質を 知る前の彼の歌

弓だけ持った胡弓(ヴァイオリン)弾き 指揮者のように振りかざし
一世一代大見せ物のために 物語りしは愚者の口上
(これから始まる招宴(みせもの)のために 物語りしは愚者の口上)
道化師:「さぁさ、皆様よくお揃いで。此方をご覧下さいな」
道化師:「歌う私は愉快なヴァイオリン。今から奏でて見せましょう」

ヴァイオリン:「Tweedle dee tweedle dum ほら歌い出すよ(Tweedle dee tweedle dum)」
ヴァイオリン:「腕はレファラ(D,F,A)首はドミソ(C,E,G) 私は愉快なヴァイオリン(Violine)」
ヴァイオリン:「腹はシャープ足はフラット 痛みなんてもはや解らない
(Tweedle dee tweedle dum,tweedle dee tweedle dumたりらりらるららら)」

王女:「僕を笑わせる者がもしあったなら」
(笑わないお姫様 高飛車な娘が求めるは)
王女:「仕方ないわ誰にでも 嫁いでこの国をあげましょう」
(求婚者の群れではなく 城のお抱え道化師だとか)
王女:「確かそんなお話だと 確かに約束はしましたわ」
(流石に事の顛末に 誰もが頭抱えて嗤った)

僕を笑う者に 招かれながらも
(君を嗤う者を 僕は許さない)
世界は喜劇のオルゴール 中に僕は一人
(それは哀れみでしょうか? それともこれが恋?)
君を笑う者が居たら 僕は絶対許さない
(よく分からないままだけど ずっと笑っていたいから)
汚名も傷も解らぬ振りで 悲しみは箱の中へ
(今日も隣に君を招いて 私は唯笑うだけ)

高飛車な道化師の 生前の恋の歌
歪まれた歯車を 知る前の彼の歌

白く小さなその手を引いて 息を切らした道化師は
誰も知らない古く新しい 街角に息を潜めてる
女王 :「さぁさ、皆様よくお揃いで。彼方をご覧下さいな」
女王 :「歌う彼奴が悲しいヴァイオリン。 最期に奏でてやりましょう」

道化師:「僕が笑ったのは、もう笑うしかなくて。現実と悪い夢の境目が見えなくなって来て」
(ヴァイオレン:「Tweedle dee tweedle dum ほら歌い出すよ!腕はレファラ首はドミソ 私は愉快なヴァイオリン」)
女王:「愛したはずの人の心変わりに気付かない。貴方が見て愛したのは私じゃなく私の幼さ(おろかさ)なのよ」
道化師:「何故騙した!何故裏切る!? 今更僕を厭い出したのか!?」
(ヴァイオレン:「腹はシャープ足はフラット 痛みなんてもはや解らない」)
女王:「何故愛してくれなかった? お前では王にはなれないのよ」

偽姫:「哀れな子供な人、現実見えていないのね」
女王:「哀れな子供な人、恥ずかしくて堪らない」
偽姫:「悲しいかな、あの御方はもう何年もお前に会わず」
女王:「適当な使用人と私の区別も付かぬ男なんて」
女王:「何時までも幼すぎる 貴方では私には似合わない」
女王:「もう要らないわよ!消えてしまいなさい!お前は私には似合わないわ」

僕が笑われることで 誰か癒せるなら
(僕が笑わせた人が 今僕を嗤う)
馬鹿にされても構わない そのため僕は生きた
(物を見るような視線で 僕を嘲笑った)
だけど笑いたかったのは 本当は悲しい僕のため
(僕が嗤ってあげたのは 世にも歪んだ人のため)
嘲るは罪、血と泥の味 最低の《最期の晩餐(ディナー)》になる
(世にも悲しい哀れな道化 巡る夢の彼方まで)

僕を嗤う者は 決して許さない
回る悲劇のオルゴール 中から腕を伸ばし
僕を笑う子がいたら 同じ場所へと連れ去ろう
信じる者も許せる者も 可愛い(愚かな)子供達だけ

高飛車なそのピエロ 高飛車に今嗤った
(高飛車なそのピエロ 高飛車に笑った)
君のことを見つめて 高飛車に嘲笑う
(君のことを見つけて 高飛車に嘲笑う)

僕を嗤う奴は 誰であれ許せない
(高飛車な道化師の 歪んだあの笑顔)

高飛車なピエロの続編にして過去話。
生前の恋の歌。酷い裏切りで恋に破れて歪んでしまったんでしょうね。

投稿日時 : 2012/11/27 00:37    投稿者 :有月 仮字

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