誰が語る物語か?(Instrumental)
誰にも語られない物語を綴ろう
結末を知るものはいないさ
そう僕たちは木の葉みたいに
脆くて儚い弱い存在だ
誰かが吹いた風に飛ばされて
流されてゆくんだいつもいつもそうだ
傷付かないように嫌われないように
枝を離れて逃げてゆくのか?
この身枯れてゆくスピードはきっと
誰の手にだって もう止められない
その手で綴ったのは誰が語る物語か?
プロローグはもう始まっている
誰に否定されてもシナリオは変わらない
選択に答えなどないんだ
そう僕たちは流されたなら
行きたい場所にも辿り着けずに
失われてゆく命の雫を
ただ悔しそうに眺めるしかない
迷いを抱いて進むこの先に
希望はないかもしれないけれども
この身枯れるまで「自分」でありたい
それが与えられた唯一の自由だ
下手くそな自由を演じていたいだけ
誰かの手で綴られた物語なんかじゃないだろう
この足で軌跡を刻む
諦めや悲観などは自ら告げるもの
もう歩みを止めたりはしないさ
「今」が物語だ