波紋
この世に流れるオトと言う名の毒は 私の全身をじわりと駆け巡る
それは喜ぶ事も悲しんで沈む事も傷つく痛みも全てを含む
いつもそのドアの向こうに誰かの足音 この胸の中にまた聞こえる
高く満ちるソラに零れ落ちた雫 広がる波紋
遠く響くコエは瞬く間の煌き 聴こえるだろう
静かに朽ちるウタに訪れるこの溜め息 悲しむココロ
この血に混ざり開花したのは あの時夢見た儚いオトの花
この身に流れる止まらぬ衝動は 私のココロを今日も駆けて行く
それは喜ぶ事も 哀しみで満ちる事も 傷つく痛みも 全て・・・
いつもこのソラの向こうに たくさんの「ありがとう」
この胸の中にまた聴こえる
過ぎる時の中に忘れかけていた記憶 消えそうな波紋
追いかけたあの日の事 この意識のカケラに 残るのだろう
確かに書き記したあのウタはもう遠い日 懐かしむココロ
この知に混ざり開花するのは あの時綴った儚い言の花
高く満ちるソラに零れ落ちた雫 広がる波紋
遠く響くコエは瞬く間の煌き 聴こえるだろう
静かに朽ちるウタに訪れるこの溜め息 悲しむココロ
この血に混ざり開花したのは あの時夢見た儚いオトの花