世界の果て
ミク初挑戦作品です。
お聞き苦しい点も多いかと思いますが・・・これから色々勉強して行きたいと思います。
「世界の果て」
空を流るる雲よ そこから見える地上には
花が咲き草木が踊り 安らかな風が吹くのだろうか
わたしの小さな心など 一粒の塵のように埋もれてしまう
天駆ける竜よ その炎で わたしの痛みを 燃やし尽くしてくれ
悲しみのない 世界の果てまで わたしを乗せて 飛んでゆけ
空に立ち上る陽よ そこから見える地上なら
遠く離れたあの人の 姿さえ見つけられるだろうか
わたしの小さな想いなど 机の中に眠る 出せない手紙のよう
天駆ける竜よ その翼で わたしの涙を 拭い去ってくれ
分かれ道のない 世界の果てまで わたしを乗せて 飛んでゆけ
空を埋め尽くす星たちよ そこから見える地上では
愛も憎しみも混ざり合い 皆同じ顔に見えるのだろうか
わたしの小さな願いなど こぼれる雪のように 落ちては溶けてゆく
天駆ける竜よ その鋭き爪で わたしを襲う闇を 切り裂いてくれ
争いのない 世界の果てまで わたしを乗せて 飛んでゆけ
いつかは誰もが立ち上がり 光の差す方へゆっくりと歩き始める
天駆ける竜よ その瞳は 正しき道を 指し示すのか
見るあてもない 世界の果てまで わたしの道を 照らしてくれ
